適応障害療養中のダイエット 当事者研究 第一回

自己紹介

私は匹夫の仁と申します。中国の孟子、淮陰侯列伝から「匹夫の勇 婦人の仁」「小人のただ血気にはやるだけの勇気」「実態が伴わない優しさ」という故事成語を合わせただけの造語です。

男でも、血気にはやる勇気はなくとも、小人だとしても、見せかけかもしれないけど優しくありたいという 願望であり、自己紹介です。

働いている間に抑うつと診断され、適応障害と診断されました。
どうにか、療養を進めつつ過度な肥満も改善したいという願望から
精神面、肉体面から自分を分析して ダイエットに2023年1月から取り組み始めました。
MAXは160cm の身長で115kgとかなりのデブでした。
そこから100kgを切る→80kg→65kgを目指しています。
80kgから65kgを目指している途中です(2023年7月1日)。

当事者研究とは

東京大学の准教授 熊谷晋一郎博士
この方から当事者研究という存在を知りました。
東京大学当事者研究分野 熊谷研究室のホームページから引用させていただきますと

当事者研究を3つに分けると
1)当事者研究の実践
1つめは当事者研究そのものの実践を行うという目標です。当事者研究には、これまで自分でもわからなかった自分の苦しみや困りごとのパターンについて、客観的に観察するような視点を持てるようになることで、ラクになる面があります。また、一人で抱え込んでいた苦しみや困りごとを他者とわかちあうことによって、ラクになる面があります。

(2)当事者研究から生まれた仮説の検証
2つめは当事者研究の学術的検証という目標です。当事者研究のなかで生まれた一人ひとりの持っている仮説が、思い込みではなく本当に起きていることなのか、多くの人に当てはまるのかどうかなど、内側からの体験を科学的に分析したり検証したりしていきます。

(3)当事者研究の研究
3つめは当事者研究を研究するという目標です。当事者研究がどんな人に対して、どんな風に効果があるのかないのか、当事者研究の実践方法にはどのようなスタイルがあるのか、当事者研究はどのように始まり、どのように広まっているのか、当事者研究の問題点はどのような点か、など、当事者研究について研究していきます。

以上が引用文献です(一部研究分野等を省略)

よく自分を客観視すべきというアドバイスがあります。一歩引いた自分で物事を考えてみる。言うは易く行うは難しだと思っていましたが、自分の中で当事者研究は客観視の一つのテクニックだと考えました。(1)の実践に当たり、このブログを(2)、(3) 仮説の検証と当事者研究の研究としてブログを作成するに至りました。

適応障害とは

聞いたこともある方もいるかもしれませんが、自分が置かれている環境に適応できず、ストレスにより心身に影響が出て、生活に支障が出ている状態のことです。適応障害を含む精神疾患は厚生労働省のデータを、参考すると100万人近くいるとのこと。
身近な障害なんだと理解しつつ、療養を最優先にしています。ですが、デブであることが自己肯定感を大きく下げ、療養の改善にダイエットが必要であると考えました。

主なダイエット手法

あらゆる手法の継続には楽しむことが第一と考え、一番運動して楽しそう、挑戦してみたいボクシングを始めることにしました。
ジムを探して、ダイエットとボクシングの両立したジムを見つけることができましたので通うことにしました。
運動よりも食事がダイエットの七割を占めるとのアドバイスを頂き、食事習慣の矯正に挑みました。
強制ではなく、矯正であるという考えを強く持ち、食事の量を減らし、栄養成分を意識する。体に必要な栄養素は何か、必要な量と満足する量は比例するのかなどを検証していきました。詳しい食事内容は別の記事にて紹介しますが、糖質カットで高脂質、ケトジェニックダイエットとプチ断食ダイエットの組み合わせのようなものでした。
自分では、口寂しさが劇的になくなり、空腹感がストレスに繋がりにくくなるという習慣の矯正による効果を感じています。
食事で驚くのは、満腹感や満足感が常にストレスの解消に繋がっているわけではないということでした。満腹感を高めるための食事は、ダイエット中のデブには罪悪感を感じ、むしろストレスを上昇させていると感じました。
今後もダイエットの中でも、ストレス軽減のためダイエット方法を検証していきます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?