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明日、ICL手術を受ける

2024年4月、ICL手術を受けることにした。
この記事を書いているのは手術の前日である。手術を受ける前に、ICL手術に踏み切ったきっかけと、リスク受容をどう考えたか、そして術前の今の気持ちを残していく。

私のスペックは以下の通り。
30歳女既婚、子なし、フルリモート勤務。平日は眼鏡、休日はコンタクト(1DAY)着用。小学校低学年から目が悪く、人生のほとんどが眼鏡・コンタクト生活。乱視は遺伝、近視は半分自己責任。

ICL手術に踏み切ったきっかけ


①眼鏡への抵抗感
現在では眼鏡もおしゃれアイテムの一つとなっていることは重々承知している。それでも、子供のころに「メガネザル」とからかわれたり、(平成女児あるあるの)ポップカラーの眼鏡をかけた、かわいいとは思えない過去の自分の写真をみると、眼鏡はダサく、つらいものであるという気持ちがよみがえってしまう。この呪縛から解き放たれたい。

②コンタクトへのストレス
ドライアイと花粉症が非常につらい。定期的な通院と補充がめんどくさい。乱視用なので値段が高い。

③趣味
私の趣味は温泉と旅行だ。せっかく景色の良い温泉に入っても、コンタクトをしていないと景色が見えない。ただ、私にとってコンタクトをしている状態=戦闘状態なので、身も心もリラックスしきれない。一方メガネは曇る。
また旅行において荷物は最低限にしたいのに、コンタクトと眼鏡はかさばる。そして移動中に仮眠をすると目が乾く。視力を気にすることなく、趣味を楽しめるようになりたい。

④美意識の改善
数年前からフルリモート勤務となり、出張が月1回程度。毎日都内のオフィスに出社してた時とは異なり、明らかに美意識が落ちた。
平日の移動は家から徒歩圏内のみで、スーパーや病院、ジム、居酒屋に行く程度。すべて近所なので、眉毛を書いてリップを塗れば事足りる。
友人に会うときや、出張、旅行を除いて、本当に化粧をしなくなった。
上記で述べた通り、私にとって眼鏡はダサいかつ、リラックス状態を指すので、眼鏡でおしゃれをしてもしょうがないじゃん!と思ってしまう。重ねてラフなファッションを好むせいで、上から下まですべてがゆるくなってしまう。
眼鏡をしていない状態だと、化粧もするようになる(はず)。このまま加齢とともに外見を気にしなくなってしまうのを回避したい。

⑤健康への取り組み
運動と眼鏡の相性は非常に悪い。かといって運動用の眼鏡を購入するほど、熱心に運動に取り組むわけでもない。そして平日1.2時間の運動のためにコンタクトを開封するのももったいない。裸眼生活を手に入れ、気軽に運動に取り組めるようになりたい。

手術リスクの受容

手術にはリスクがつきものである。視力が悪いこと以外は健康な目にメスをいれるわけだから当然だ。ネットでも病院でもリスクの説明は受けた。
全く怖くないと言えばうそになるが、どちらにせよ老いて死んでいく体である。そしてすでに私の目はポンコツすぎるので、今後ずっと何もしないよりかは、何かをやってみたほうが幸せになれるのではないか、と思っている。

まとめ


目が悪いということは、生き物として致命的である。危険を認識することができないし、かといって代わりに聴覚や嗅覚が優れているわけではない。目が良い人に比べて、圧倒的にQOLが悪いだけだ。
いまは楽しみな気持ちと不安な気持ち、9対1くらいで明日の手術を待っている。手術が終わり次第、術前検診から術後までのレポートをまとめたい。
手術が成功し、視力が悪かったという事実を忘れ、わずらわしさから解放された喜びを感じられますように。

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