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秋の奈良で神社を回ってご朱印をいただく①八咫烏神社

いつもはチェックアウトギリギリまで居てるホテル泊を早々に切り上げて、
朝8時に京都駅から奈良方面に出発。
今回は近鉄奈良線沿線の神社回りが目的ですが、
初めの目的地の神社まで、本来なら
京都から行って帰るだけで2200円かかる。
しかーし、鉄道には
「お得キップ」という手がある!

このたび使用の、近鉄1dayおでかけきっぷ(大阪・奈良・京都版)。
指定範囲内(三本松駅より西)で1日乗り降り自由、
お値段1,000円。お得。
ちなみにこの範囲より東の伊勢方面版(1,500円)もあります。
なお、前日までに使用日指定で購入の必要あり。
こういうことがあるから、旅の計画は事前に立てておかないといけないのですね。

始めの目的地は、奈良・榛原(はいばら)の
八咫烏(やたがらす)神社。
まずは近鉄で一気に南へ降りて、
榛原駅からバスに乗り、到着。

お久しぶりでーす。
もう4、5回来たかな。
今回こそはご朱印をゲットするんだ!
いつも神職さんがいらっしゃらなくて、
これまでご朱印が入手出来なかったのです。

秋に来たのは初めてかな。紅葉がきれい。

手水舎に浮かぶ紅葉。上にちょうど紅葉の木がある。

いつも思うのだが、玉砂利がめっちゃ歩きにくい。
だだっ広い玉砂利広場の中に建つ参拝所。
とりあえずお参りしてからご朱印を探しましょう。

と思ったら、

賽銭箱の上に、突然のご朱印。
後で社務所の張り紙を見たら、神職は朔日(月の一日)しかいらっしゃらないらしい。
ので、賽銭箱に代金を入れて
念願のご朱印をゲット。

日付けが入っていないのが残念だけど、まぁいいでしょう。
やっとこさのご朱印入手で満足です。

参拝所の向こう側に、急な階段。

この上にお社があるのです。
そういえば前回来た時、多分台風のあとで
この階段が折れた枝木でいっぱいだったわ。
今回はスッキリ。

お社から見下ろす八咫烏神社。

さて、左手に見えるのは、

八咫烏(やたがらす)くん。
がっつりサッカーしてるスタイル。
しかもヘディングです。3本ある脚は活かさないのか?

で、去りがたく思いながらも
次の神社へ向かいます。

ほんとにこの佇まいが好きだな。

八咫烏神社を知ったのは、
私が「起業女子」をしていた頃のこと。
周りにはいわゆる「スピリチュアル系」女子がたくさんいて、
そのうちのお一人に「その時の私の運気」あたりを見ていただいた際、
「行くといい神社」として挙げられていたのが、
この八咫烏神社。
特に有名でもない、どっちかといえば
ど田舎の地域の村の鎮守的神社。
何で?と思いながらも、
たいていいつでも切羽詰まっている私は
何かの藁を掴む思いで
電車の乗り継ぎを調べ、バスに乗り換えて
この八咫烏神社を訪ねたのです。
そこで、このどことなく潔い佇まいが気に入り、
定期的に訪れるように。
まぁ、今回は数年ぶりですが。

この八咫烏神社がきっかけで
八咫烏全般が気になり出しました。
本家の熊野大社の八咫烏も、そのうち行きたい。

さて、八咫烏神社から駅への帰り道は
毎度のごとくバスがない。
ので、帰りは大抵歩く。40〜50分くらい。
テクテクテクテク駅まで歩く途中にあるのは
村の水の神様的な神社。

何て読むのか分からないまま、前回も訪れました。
今回は調べました、「うだのみくまりじんじゃ」と読むそうです。
ちゃんと調べてみたら、さきほど訪ねた八咫烏神社よりももっと奥地に
本院「宇太水分神社」があって、
そこの社殿が国宝だそうです。そうなのか。
次はがんばってそっちにも寄りたい。
で、この駅近くの方は、本院の「下院」。

坂道を上がったところの参道がなかなかの迫力。

こちらも下院とはいえ、美しいお社です。
ただ、社務所も集会所もだーれもいない雰囲気で、
こちらはご朱印入手出来ず。本院に行かなきゃなのね。

私は神社好きで、神社ばっかり廻っているのですが
そんなことをしてると「自分は何系の神社が好きだなぁ」と
気付いたりします。
私が好んで寄るところは、水系が多いです。
ご朱印集めも京都の貴船神社がスタートで
貴船は水占いでも有名な水の神様。
やはり飲食業長いからでしょうかね。

さて、宇太水分神社の参道を降りて、榛原駅へ。
終始坂道なので、ここですでに脚は筋肉痛。
計画によると、このあと訪れる予定の神社も
駅からけっこう歩くはず。
史跡巡りはどの分野でも大抵歩き回るものである(古墳の時もそうだった)。
では、次の目的地へ。

#奈良 #八咫烏神社 #御朱印 #宇太水分神社

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