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【食品表示法】食品表示法とは?

食品表示法とは?

食品表示法は、食品表示に関する個別法で2015年に施行されました。それ以前は、食品衛生法、JAS法、健康増進法の3法のそれぞれに食品表示の基準が定められていましたが、2009年に消費者庁が設置されたことから別々の省庁で管理されていたものを一元化する形で「食品表示法」が誕生しました。

食品の表示は、消費者が食品を購入する際に食品の内容を理解して商品選択するのに重要な情報であるだけでなく、購入後も適切に保存しておいしく、安全に摂取するのにも重要な役割を担っています。

したがって、その表示の責任者である食品関連事業者には、それぞれの食品に応じた適切な表示をすることが義務付けられており、違反をすると行政処分や罰則を受けることになります。

対象となる食品

食品表示法は、食品全般を対象にしており、生鮮食品、加工食品、添加物、酒類も対象となります。

他にも食品表示には様々な法律が関係する

食品表示法以外にも
・計量法
・容器包装リサイクル法
・食品衛生法
・景品表示法
・米トレーサビリティ法
・牛トレーサビリティ法
・健康増進法
・・・
などさまざまな法律が、食品の表示を規定していますので、食品関連事業者にはきちんとした知識の習得と規定の順守が求められます。

見方を変えれば、我々消費者は様々な法律や規定、そして食品関連事業者のルール順守の下に、安心・安全でおいしい食事ができるのです。

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