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文化人集会所-限定記事

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メンバーシップ「文化人集会所」限定記事のまとめになります。
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記事一覧

【台本】令和の精神——アキノリ将軍未満およびネオ幕府運動のバイブス

※この記事は現在工事中です。近いうちにこの内容を話した動画をYouTubeにあげる予定です。 …

【台本】名誉白人でありたい僕ら——Mrs.GREEN APPLE「コロンブス」MV騒動と戦後日本

 皆さんこんにちは、火野佑亮です。今回はYouTubeで公開されていたロックバンドMrs.GREEN APP…

台本『脱輪氏の「推し活」論 「資本主義リアリズム」から「生活のアナキズム」へ』

要点まとめ ・推し=購買行動は好きに評価を下す(批評)責任を免責する ・自由/多様性概念の…

物語と生きる

※この文章は現在の自分の立場と厳密には異なります  後期近代、ポストモダン、呼び方はどち…

民俗と「常なるもの」

 佐藤光・中澤信彦編「保守的自由主義の可能性 知性史からのアプローチ」という本を眺めてい…

創作メモ(23年11月)

ポストモダン人類学と「1968年」【完成】

 これまで人類学の仕事は、例えばマルセル・モースが顕著であるように、既存の資本主義のあり方を相対化する役割を果たすものだった。「万物の黎明」が翻訳され、注目されているデヴィッド・グレーバーはアナキストの活動家だった。  さらにその文脈を掘り下げていこう。この前YouTubeの動画で紹介した、ヴィヴェイロス・デ・カストロなどのポストモダン人類学の流れはアナキズム的な性格が強く、1968年の革命の延長線上の思想として位置づけられる。  ポストモダン人類学は、レヴィ=ストロース

「物語の力」執筆時メモ(本文の内容は除外)

 カール・シュミットは、プルードン・バクーニンといった反神学の思想家と、ド・メーストルを…

インテリと精神分析——ロマン派芸術批評と自由連想法

フランス革命とロマン派 中山元「フロイト入門」で指摘されているが、精神分析は、フランス…

批評はAI創作物を受容できるか

 AIはいわば、無意識の連想をそのまま垂れ流すようなものと見ていいだろう。もちろんそこに同…

ブランキと「ONE PIECE FILM RED」

※この記事を公開後、千坂先生からブランキはユンガー、ハイデガーはサン・シモンに対応させる…

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『フランス現代思想の「普遍性」とファシズム批判』資料集

皆さんこんにちは、火野佑亮です。 今回はいわゆるフランス現代思想について、 ファシズムと…

「大衆から死守せよ民間信仰 人類学の存在論的転回」資料集

宗教法人は徴税の対象外→宗教と世俗の区別 これが近代の前提 仮に徴税の対象になると、小規…