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ありのままの自分が良いとは言うけれど…(7)

初めまして、真昼です。

俺の周りでは、ありのままの自分になれ、とかよく聞くのだけれど、ありのままは確かに楽であるし、本来自分が歩むべき道をしっかり選べることが多くて、幸せになりやすい。

でも、ありのままって?とはならないだろうか?どうすれば良いの?という疑問も、また、ありのままの自分を受け止めろ、こんな言い方をされることもあるだろう。

ありのまま、になるために俺たちは違和感を大切にする。何をするにしてもだ。お店で商品を選ぶにしても、人付き合いをするにしても、少しでも違和感を感じたら、それから離れるように心がけている。違和感というのは、無意識の領域にある自分からの信号と俺は受け取っている。日々、違和感をキャッチしていくことで、ありのままに近づき、より生きやすくなるのだと思う。

でも、ありのままの自分でいることが、人として社会生活を送る上で障害となることも、勿論ある。例えば、俺たちの主人格(生活をする上で軸となる人格)である雪紀(せつき)さんは、ありのままの自分が非常に王様な性格で、一般人として生活するには厳しい面がある。事情があって日和さんの身体に憑依しているわけだから、仕方がないとはいえ、生活のためにありのままの自分との折り合いをなんとかつけて欲しいものだ。

ありのままになるための1歩である違和感。皆さんも、日々の生活の中で少しだけ意識してみてはどうだろうか。

 
真昼

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