過去問題の復習法ー記述問題の採点方法ー

こんにちは大山です。

  今日は、過去問をやりました。その後の復習の部分についてポイントを説明していきたいと思います。

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〇入試問題と”慣れ”

 まずどの教科に関しても大切な部分がこれです。点数が悪くても絶対にへこまないこと。月例テストで点が取れていても、驚くほどひどい点を取ることがあります。大多数の人はひどい点しか取りません。その時に、絶対にへこまないで(落ち込まないで)ください。今までの努力が無になった気がしたり、自分自身を否定されたと感じることもあると思います。しかし、安心してください。解き続けていけば、徐々に慣れていきます。信じられないかもしれませんが、入試問題での得点力は、「慣れ」の要素が大きいのです。

 「こんな問題見たことない!」とか思っても、どこかにあるちょっとした糸口を見つけられていないだけなのです。数多く様々な問題に接する中で、徐々に見つけることができるようになります。諦めず続けることが大事です。

 

 ここからは復習の部分、教科ごと細かな部分は担当の先生に指示を仰ぐのがいいです。ここでは特に「国語」に絞って解説します。特に復習のやり方に迷う教科ではあると思いますので。

〇記述問題の採点方法

 まず記述問題の採点、こちらは塾の先生に見てもらうようにするのがいいです。自己採点で適当な点数をつけて終わりにしまうのはダメです。必ず甘い点数になります。ただそれでも、「どうせ塾の先生に見てもらうから」と完全に先生に丸投げもよくないです。「先生が大変だから」ではなく、実力を伸ばすための勉強の機会が損なわれる=あなた自身が損をしてしまいます。

 では、どんなやり方がいいかというと、まず自分で採点して模範解答と照らし合わせて何点ぐらいかを「自己採点」します。受験の記述問題は多くの場合「この言葉が入っていたら何点」とかパーツごとに配点が決められていることが多いので、模範解答を分解して配点を割り振る。で、自分の解答と照らし合わせて同じ部分がどれだけあるかで自分の点数を決めていきます。

 そして仮の状態で「点数」をつけておいて先生にその「自己採点」ごとみてもらう。そして、点数を先生に訂正してもらう。そうすることで、「模範解答」を分析する、という復習と先生に見てもらうという診断を兼ねて行うことができるので、このやり方をお勧めします。例年見ていると、少しずつ「自己採点」の精度が上がっていき、受験直前は先生が採点したときとほとんど変わらない状態にまでなっていきます。ただ、そうなるまでは決して焦らず、「自分なりに分析」→「先生に見せて修正」を繰り返すことがよいでしょう。

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