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【都立高校入試】第1次応募倍率

こんにちは大山です。

 9日の夜に都立高校入試の一般入試の第一次募集の倍率が出ました。

 結構待ちましたね、毎年6日ぐらいには出るんですけど、出願が郵送になった関係でたぶん集計に時間がかかったのでしょう。取り下げ再出願を検討している人にとってはちょっとやきもきしたと思います。

さっそく今年の出願状況を見てきましょう。

動画で見る場合はこちら↓



 全日制全体としては去年の1.40から1.35、下がりましたね。推薦入試での高倍率はなんだったんでしょうね。やっぱり集団討論がなくなった影響が大きかったということでしょう。
 当然ここから取り下げ→再出願を経て最終応募の倍率になるので、まだ変動はおこります。

 現段階の全体的な傾向としては

①中位~下位(特に下位)の倍率下落が大きい

②上位はほぼ平年並みか、ところどころ上昇も見られる。

 ②に関しては特に女子で倍率が上昇している学校が見受けられます。(第1学区では三田が3.31、第2学区では青山・駒場・目黒・広尾が前年度よりも倍率を上げて倍率2倍を超えています。)近年、都立の倍率が下がり気味とは言われていますが、大学入試を前提に考えた場合の進学先として都立高校の人気というのはまだまだ健在なのでしょうね。

 以下は東京都教育委員会のHPにある「令和3年度東京都立高等学校入学者選抜応募状況(学力検査入学願書受付)」のデータです。


スクショ1

スクショ2

スクショ3

スクショ4

 見ていくと、ちらほら定員割れの学校もあります。ただ、定員が割れてる学校って募集枠がそもそも少なかったりするので、取り下げ再出願で10人とか新しく入ってきたらそれだけで割れなくなっちゃったりするんですよね。で、あと5人とか10人とか来るかどうかってとこまでは予測のしようがないので、現段階で割れているからといって安心はしないでちゃんと勉強はしておいた方がいいですよ、とだけはお伝えしておきます。 

 では、ここから「倍率が変わると合格ラインはどうなるのか」や「応募倍率から実質倍率はどう変動するのか」などについては、別の動画にて解説していますのでそちらも併せて参考にしていただければと思います。

 では、もう私立の入試は始まっていると思いますので、くれぐれも体調管理、気を付けて勉強の成果が出せるように頑張ってください。大山でした。

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