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人気絵師のやっていることを真似をしても、人気にはなれない

「あの憧れの人気絵師のようになりたい…そうだ、同じようなことをすれば、同じように人気絵師になれるのでは?」

僕もそう思っていた時期はありました。しかしそれではダメだったのです。

まず、立っているステージが違う

人気絵師は、既に人気がありファンが多い状態です。その状態であれば、極端な話、何をやっても無条件に多くの反応がもらえるでしょう。もう彼らは、どうやってファンを増やそうかなんて考えていません。勝手に増えるからです。いかにファンたちに良い価値を届けられるか、どんなものを作ろうか、それに注力できる状態です。

一方、無名な絵師はファンが少ないです。そもそも見ている人が少ない状態では、思うように反応がもらえないことも多いでしょう。
そう、僕ら無名絵師が人気絵師になるためにまずやらなければいけないことは、ファンを増やすことです。これが最優先。

アイドル活動でも、最初のうちはいかにしてファンを獲得するかに注力するはずです(たぶん)。ファンが多くなると、彼らは活動を応援してくれ、活動を自ら拡散してくれる広告塔にもなります。

なので、人気絵師が今やってきたことを真似するのではなく、今までやってきたこと、どうやって大量のファンを獲得してきたのかを参考にしなければならないのです。
そのための方法は一つではなく、向き不向きもありますので、一人の事例だけではなく、できれば複数人の話を聞きたいところです。

ただ、それを公開している絵師さんって、少ないんですよね。それはそうです、だって自ら競合を増やしたくないし。さいとうなおきさんのように教祖的な立ち位置にいければいいのですが、なかなかそうはなりません。
特に何も考えてなくて、好きなように描いてたらいつの間にか人気になっていたみたいな天才もいるので、そういう人にとっては「とにかく描いてたら人気出るよ」って感じで、教えることなんてないなんてことも多いのかも。

だからもし、「人気絵師が今までどんなことをしてきたのか」を知る機会があれば、お金を出してでも迷わず学んでみることをオススメします。
例えば以前僕が購入したこちらの「明日から絵描きで生きたい僕が身につけるべきは画力だけでなく××力だった」は、13人の人気絵師がインタビュー形式で、絵描きとして生きるために必要なこと、努力してきたことを語ってくれていて、勉強になりました。

実際にプロの絵描きとして活動されている方のお話は、とても学びがありますよね。しかもいろんなタイプの絵師さんの話がまとまっているので、まさにこの記事のテーマにぴったりな本だと思います。

ちなみに、僕は今twitterのフォロワー数が15,000人程度ではあるのですが、そこまでのプロセスとコツを書いていますので、よかったら読んでやってください。

まとめ

今回の記事のまとめです。

  • 人気絵師になりたかったら、人気絵師が今していることではなく、今までやってきたことを参考にしよう。

  • ただその情報は少ないので、見つけたら積極的に投資しよう。

それでは!

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