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ハンドメイド最初のお客様

ハンドメイドを初めて1ヶ月、minneで初めての注文をいただきました。普段はメーカーに勤めていますが、自分で1から作ったモノを購入いただいた感覚は、初体験でした。
この記事では、ハンドメイドを始めてから初めて購入いただけるまでの体験を書きます。ハンドメイドを始めようかと迷ってる方へ、後押しになれば嬉しいです。


ものづくりが好き×喜ばれたいの体験

何かを作っていると、
「もっとこうしたらどうだろう?」
「ああしたらうまくいくかも!」
と想像力が掻き立てられ、時間も忘れてしまうほど、
昔からものづくりが好きです。
おうち時間が増えて、無心になれるものづくりが
ちょっとした趣味になっていました。

そんな中、ふと昔奥さんにプレゼントしたメッセージカードを思い出し、また作りたくなりました。メッセージカードは光に透かすと文字が浮き出るちょっとした仕掛けカードです。

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ものづくり自体が楽しかった当時、作ったものが人に喜ばれる感覚は、衝撃的でした。

もしかしたら、他の誰かにも喜ばれるかも

これが、ハンドメイド販売を始めるきっかけとなりました。"ものづくりが好き"と"喜ばれたい"の気持ちが掛け合わされた時、ハンドメイド作家は生まれるのかもしれません。


ものづくり→商品づくりの体験

作る事自体が楽しかったものづくりから、
人に喜ばれる商品づくりへと、
制作活動への考え方が変わりました。

全く興味の無いモノを贈られても、喜んではもらえません。まずは「素敵だな」「ちょっと気になる」と感じてもらえるものづくりが必要です。
作品の良いところが伝わるように、製品規格、商品名の付け方、写真の撮り方などを整理しました。

初めて作ったメッセージカード渡したとき、浮き出る文字に驚きながら喜んでもらえたことを思い出しながら、

「透かして読むメッセージカード 〜read me.〜」

をminneに出品しました。


初めてのご購入いただいた体験

出品してしばらくは商品ページを閲覧されるものの、注文は入りません。写真を撮り直したり、オプションを付けてみたりと工夫を続けていたある日、初めての注文が入ります。歓喜の瞬間でした。

浮き出る文字のオーダーもオプション注文いただき、嬉しさが込み上げる様でした。

普段は会社では組織として、製品を作っています。お店に並んだ製品を手に取ってもらうとき、少し嬉しい気持ちになります。
ですが、今回ハンドメイド作品を購入いただいた感覚は全く違うものでした。1から作り上げた作品、自分のこだわりが詰まった作品を通して、なんだか自分自身が認めてもらえたような感覚でした。


まとめ

今回は、ハンドメイド作品が初めて購入された体験を紹介しました。まだまだ至らない部分ばかりですが、ハンドメイド作家として最初の一歩を踏み出せたような気がします。
これからも、誰かに少しでも喜んでもらえるような作品を作りたいと思います。ハンドメイドだからこその、心の籠ったものづくりがこれからのお客様にも届けば幸いです。

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