炭酸嫌いなのにクリームソーダが美味しそうに見えてしまうわたしの話

タイトルを見て読み始めてくださった方、すみません。ここでは炭酸の話もクリームソーダの話もせず、ただただわたしの話をします。ぼんやりと思っていることを放り投げる場所が欲しかったのでnoteを始めました。誰にも見てもらえなくてもいいやーという気持ちです。悪しからず。

死というものに実感がわかないまま、もうすぐ二十歳になろうとしている。とても有り難いことに、という冠をつけるべきだったかもしれないけれど、それが有り難いことなのか残念なことなのかはよくわからない。死んだおじいちゃんもおばあちゃんも、何となく段々とわたしの中から消えていったような気がして、怖いんです、わたし。テレビをつけなくたって、毎日何百人もの人間が死んでいることくらい分かります。自分がそのうちの一人でないことが当たり前だとでも言うように生き延びているけれど、そんなはずはないんだってこと、本当は知っているはずなんだ。人間は死んだらどうなるんでしょうね、無、無だったらいいなと最近思います。天国も地獄もなければどんなに安らかか。死んだら魂も体も全部消えるって証明されて、人生は本気で本当に一回きりなのだと実感できたら、人間の一生はもっと高価なものになるのでしょうか。ならないか。
こんな文章を書いていると、きみは自殺願望者か?とでも言われそうだ。でも残念ながら(いいえ、とても幸運なことに)わたしは両親と友人と、まあ全部で5人くらいの人に「わたしは絶対に自殺しないから、変死したら殺されたと思ってね」と伝えてあります。わたしは自分がかわいくてかわいくて仕方がないので、生きることに必死なんです、本当は。なんて、もうとっくにバレてるんだろうけど。どうしようもなく自分のことが好きなんだって、叫んだら苦笑されるのがオチだろうなって知っています。その容姿で?その能力で?その性格で?と思われるんだろうなとも、なんとなく分かります。でもだって、愛おしいよ。こんなに近くにある生が、かわいくて愛おしくて大好きなんだ。あまりにも不完全な生き方、逆に完璧な生命体。

わたしの心臓、19年と9ヶ月動き続けてくれてありがとう。ここでちゃんと、10代の自分を供養する準備を始めます。

#ひとりごと #エッセイ

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