好きな構図
iCloudの空き容量があるのに、iPhoneで撮影した画像がiCloudにアップロードされず、容量追加したらどう?とたびたび聞かれることが続いている。
対処方法はあるようだが、試す前にパソコンにバックアップ取らないといけなくて、ここ数日放置してしまっている。
今日の使用画像は、昨年12月、生活習慣病検診のために半年以上ぶりに梅田に出た時に撮影したものだ。
ジャンクションとかビルとか水とか、日本ならではの電線で切り取られた空とか、マクロで撮影した植物や、コンクリートなどの素材のアップ、などなど。
気持ちの赴くままに撮影した画像を眺めていると、自分の好きなものが見えてくる。
以前、徳島県鳴門市の大塚国際美術館に行った。ここはポカリスエットで有名な大塚製薬グループが造った、日本最大級の常設展示スペースを持つ陶板名画美術館で、美しい名画を心おきなく撮影できる稀有な場所。
陶板複製なので、フラッシュがあたろうが退色しにくく写真が撮れる。本物の絵画と遜色がない綺麗な発色は、焼き物とは信じがたいほどだ。
広大な敷地は丸1日居ても時間が足りないと思われる中、スケジュールの関係で半日で駆けずり回った。その時に、自分が何かしら感じた作品を片っ端から撮影した。デジタルでなければ無理な話だが、その時のデータを眺めていると、自分の好きな絵画の傾向が見えてくる。
スクラップからデザイン帳を作るように、iPhoneで風景を切り取っている。
自分はこれが好きなのか。そうなのか。
半世紀生きてきても再発見が多々ある。
人生はこれだから楽しい。
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