火乃絵のたいむらいん:Day4 5/24
「My Color of Innosense」が終わり、毎日更新するものがなくなったので、その日つくった作品、原稿などをここにアップしていきます。追加で日記、備忘録、写真など。文章データは、あたうるかぎり毎日あげていくつもりです(改稿・改作含む)。
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【New!】5/25 up
内容見本
【簡易日記】卯月五日
目が醒めると、隣で寝ていた絵を描いているやつがいなくなっている。夢の途中だったので二度寝する。昼下り、目を覚ましかけつつ少し長めの夢日記を書く。あともうひと息夢からの語りかけが足りなければ、夢日記を書くにいたらず、うつつの些事によって即座に記憶の座を奪われていただろう。
運河まで少し散歩する。今日はひさしぶりのダメな日の予感がする。あとでいくつか理由はわかったが、やっぱりよくわからないことの方が多い。天気もよいのに。還ってもういちど寝る。夢日記が多かっただけに、無意識の引力がつよいのだろう。
夜になっている。動けそうになく、畳の上に横になったまま昨日放送された『王様に捧ぐ薬指』第六話を観る。ほんとうにひさしぶりに火乃絵に刺さるドラマだ。他人ごとでは観ていられない。イデーが活いているからだ。
一週間ぶりくらいに風呂に入る。生活のうちでいまもっともおっくうなことだ。
深夜1じ、今日の文章を書かなくてはならない。缶ジュースを買いに行くついでに運河へ散歩に出る。運河対岸からいつもはいかないマンション付きの公園に行く。ベンチで三角の星を見るながらhi-liteを喫う。普段はでない、ため息がついて出ることに気がつく。
還って「白石火乃絵の生活page1」を書き始める。岡田麿里さんについて。午前3じ見開き一頁が了がり、ここで止めにしようかとおもうが、再度缶ジュースを買いに出て、西大井側の公園に行く。大船に住んでいる友人が地区ボランティアで世話している猫のカイが亡くなったことは、さいしょ目醒めたときに知り、ぜんぜん整理が追いついていなかった。三、四度、火乃絵も触れ合ったことがあり、たくさんの所作と声とニオイとが思い出されて来る——人懐っこく、他の子に構っていると割って這入ってきたり、自分のじゃない餌も食べちゃうなどするらしく、なわばり仲間のなかでいちばんやんちゃで、それでいて不器用で憎めない子だ。こちらの言葉が通じているようにおもわせる挙動が多く、いままで会って来た猫のなかでもつよく印象に残っている。まだあそこにいる気がする。ショートピースの煙をあげ、改めて追悼する。R.I.P.Kai. I remember you. またどこかで会おうね!
——なんとか戻り、もう見開き一頁に空海について書く。いつもより結びが甘いが、日も高くなってきたのでつづきは翌日に送る。投稿の準備。午前6じ半現在。
【今日の写真】
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