【落選記念;現代詩2編】第45回熊本県民文芸賞応募作品ーその②「歌はすべての人のために・・・」

まえがき 今日12月1日は、88歳で他界した母親の誕生日でした。
コンクール等に応募していますが、なかなか敷居が高く、未だに、ひとつの
作品も表立って大きく評価されていません。目的は、世の中の人々の心持を優しい心に導くことですので、コンクール等に当選しなくても、いつしか日が差す日を信じてまい進いたします。
人生応援歌

「歌はすべての人のために・・・」



まるで ぼくのことを歌ってくれたような

あなた の 歌 に

涙 が 浮かび ー--

他の人も 私のことのようだ と 涙ぐむのか と ー--

そういうものか と さみしく なった ー-

まるで ぼくのことを歌ってくれたような

あなた の 歌 に

心 うばわれて ・・・

いつも  部屋の片隅  ひとりで 聴いていた

社会生活 で 思い通りにならないことや

理不尽 な 目に あった 時に

やり場のない 置いて行かれそうな 悲しみ に

大丈夫 だよ って

君の 歌 が ぼくを やさしく 支えて くれていた

ぼくにも まだ 未来はあるんだ と 再び立ち上がり

明るく 前を向いて 「らんらん」 と 生きていくことを

その背中 を 押してくれた   あなたの 歌 に

心から ありがとう と こぶし を にぎった   夜 を

心から ありがとう と こぶし に 落ちた 涙 を 

今 も 忘れない ー--

歌 は こころ の 宇宙 から やってくる

尊い 尊い 愛 の 光

ぼくが あなた と 閉ざされた 薄れた 記憶の ベールの向こうの

親しい 何者か で あった ことを 教えて くれていた ー--

いつしか 記憶 の 光 の 門 が 開いて  

私の過去を思い出し たくさんの人たちと 愛を分かち合える日をー--

歌 が 世界中の人々の心を確かに しっかりと

繋ぎとめる 日 の 訪れをー-- 今 も 信じて

愛 を 心がけた 詩(うた)を 紡ぎ続ける ー-

  



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