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エッセイ

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#私の好きなもの

わたしはわたし

わたしはわたし

 私の「好き」は無自覚のところから始まる。
 私はきっと、自分の「好き」に無頓着なのかもしれない。「好き」と自覚するまで、結構な時間がかかることが多い。

 例えば私は私の「好き」が集まった店を見つけても、名前をなかなか覚えない。あの場所にあるあのお店にあるあれ、というような感じだ。だから何度か、その場所から移動してしまって、あるいは無くなってしまって、探す手立てもないようなこともよくある。

 

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