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経済を学ぶ〜TOPIXで日本経済を知る〜


1980年から2016年のグラフです

①〜④まで、この期間に日本経済に何があったのか見ていきます。

下の画像は東証さんの画像をスクショしました!

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①バブル経済を迎えた株式市場

1985年以降、政府は景気を上げるために
金利を低くしていた
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銀行からお金を借り、
土地や株式を買う会社や個人が急増
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土地の値段や株価が上がる
⬇︎
1989年末にはTOPIX史上最高値
(2884.80ポイント)を記録


「土地神話」という言葉があり、
経済が良ければ土地の値段は上がると言われ、
土地を買えば儲かると思われていたのです。


②バブル崩壊後

土地や株式の値段が上がり続けるという神話が崩れ、
良かった景気が泡のように無くなり(バブル崩壊)
⬇︎
経済は急速に縮小
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銀行はお金を借りる会社が激減
会社は今後の見通しが暗いので守りの姿勢
投資家は経済は伸びないと思い株式などを買わない
⬇︎
長期にわたる低迷状態が続く
(失われた10年)

低迷期には、働いている人の給料が上がらず、
物を買わないので、物価(モノの値段)も上がらない
というデフレ経済と呼ばれる状態が続きました。

政府は景気を良くするため、
「ゼロ金利政策
(金利をゼロにして、お金を借りやすくする)
「量的金融緩和」
(世の中にあるお金の量を増やす)による
「超金融緩和」の政策を行いました。
大きな成果が出ないまま、
株価は2003年にかけて大きく下落
(770.62ポイント)することとなる

③リーマンショック前後の株式市場

景気が徐々に回復し
それに伴い株価も上昇
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2008年に世界的な金融危機
(リーマン・ショック)が発生

世界経済も不況となる
⬇︎
2011年東日本大震災のあとの
2012年にはバブル経済後最低の水準
(695.51ポイント)となる

④現在

 デフレ経済から抜け出せない状態が続く
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政府は景気回復の為、
「アベノミクス」といわれる経済政策を打つ
⬇︎
日本の経済は長い低迷期を抜け、
少しずつ上向きになる
株価も上昇傾向が続いている

まとめ

2021年日経平均株価は30年ぶりに高値まで回復しています。
しかし、調べたり、聞いていたバブル経済期とは全然違うような…
この要因は様々あると思います。
現状コロナ禍で困窮している人々はたくさんいます。
株価が上がったから日本経済は豊かとは限らない。
TOPIXは日本経済全体の動きを示す1つです。
時代の変化に柔軟になるため日々学んでいきましょう☺️

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