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はじめての取材で気づいたこと


 
みなさんこんにちは、B です。
今回はじめてノートを執筆することになりました。
なぜ執筆しているのか?それは日野町の若者会議の中で私たちの活動を広く知っていただくため、私たちの暮らしている地域の飲食を盛り上げるための方法として記事を書くことになったからです。

まず、若者会議についての説明です。「ひの若者会議(仮)」とは、日野に関わる若者たちが、自分たちにできること、自分たちがやりたいことで、ちょっと日野にいいことを小さなことからコツコツ初めて、地域を盛り上げていこうと活動しています。参加メンバーで取り組むテーマごとに「部活」を作り、私は、「飲食で地域を盛り上げたい」という飲食部の部長をしています。


会議で集まる日野町の美味しいものたち



ちなみに、日野町とは、滋賀県の南部にある人口2万人ほどの町で三方よしの精神が根付いている近江日野商人発祥の地です。町内で伝統的な食べ物は日野菜漬け・鯛そうめんで多くの方が愛しています。

以前、飲食部部員のA子さんの、友人のしまだあやさんが来てくださったときに、なんと会議の様子を書いてくださりました。そこでは、一本目の記事が「入らないグルメレポート」と紹介してくださったのですが、それからいろんな珍事件があったので、飲食部初の記事は、ぼくの「はじめての取材で気づいたこと」をかこうとおもいます。

しまださんの記事を読んでから、これからの記事を読んでいただくと、より楽しく読めると思いますので、ぜひ。




お店の紹介をするには、取材をしなくては始まりません。心の中では、せねばならぬものと覚悟していましたが、ぶっつけ本番になるのは不安でしかなかったので、部員のみんなと何を聞くか意見を出し合って練習に行きました。


1回目の取材に選んだお店は近江鉄道日野駅舎内の「なないろ」というスペース。「なないろ」とは、出店する人が日替わりで変わる場所で、私たちが行ったときは、メンバーの知り合いがやっている「ひかりんばー」という、お酒が飲める時間にいきました。インタビュー用のバインダーを持っていき、非常に緊張しながら取材をしました。終わると「ほっと!」安心し、楽しい気分になって飲みすぎました。もちろんコロナに注意しながらですが、あまり当時のことは覚えていません。

「飲み会にバインダー(笑)(笑)」とA子がこっそり撮っていた写真



後日振り返ってみると、この聞いた内容(5問ほど)だけでは、とてもじゃないけど記事にならないことに気づきました。
改めて、会議を開き「この内容じゃ記事にならないので、もう 1 回みんなでインタビューの内容を決めよう」と話し、意見を出し合いました。意見を出し合う中で、まずどういう形式のものにするのか、そこが決まらないと何を聞くのかが決まりません。
何個か案が出てきたところで記事作成のために取材に行く話が出たので、「練習に行こう!」と提案しました(なんせ本番が不安だったので…)。しかし、その場の雰囲気は「え、また練習するの」と驚かれ、却下されました。「次は取材かー、不安だな」と思いました。

テーマを決めようとみんなでアイデアを出し合っているとき、あまりにも町内にお店が多かったことから、A 子さんが「いっそのこと、お店の数が多いことを日野の魅力として1つの記事にしたらいいんちゃう!?外観だけを集めた記事を作ろう!」と提案があり、私は「お、名案だ。まだしゃべりにいかなくてもいいんだ」と安心しました。そして、みんなで外観写真を撮りに行くこととなりました。

数日後、張り切ってメンバーのSさんと一緒に外観写真を撮りに回りました。時には3件ぐらいカフェで一服しながら十数件ほど写真を撮りました。


写真を撮り終え、メンバーに写真の共有をしたところ、部の顧問(役場の担当者)の Y さんから


「許可取りしましたか?」との連絡が…



…私は気づいてしまった。

写真を掲載するには許可がいる。結局お店の人に話さねばならないことを。


別の用事でとっていた有休を使って、1 人でもう一度、写真・許可取りに行きました。

その際にいろんな気づきがあったのでまとめます。


気づき1

商品を買わないと店員さんに話しかけにくい!


なぜなら、忙しくされている店員さんの時間を奪うわけにはいかないから。
しかし、商品を買うときのレジなら店員さんに話しかけることができる。

アーシャ(インド・ネパール料理)ではナンを、えふ(とんかつ屋)ではとんかつ弁当、ツバメカフェ(おしゃれな洋食)ではピザ(トマトとモッツァレラチーズ)、かぎや(和菓子)でいちご大福など和菓子を3つ、かどや(和菓子)で丁稚羊羹など和菓子を3つ、伊勢藤(特産品)でケーキなどお菓子を3つ買った。


なぜ3つずつか?6人家族であるため。家族がこの日休みだったので、みなさんのお昼ご飯も買ってくるので、協力してくださいと少し応援をいただいた。

ちなみに、S さんと 2 人で回ったときは、八百助(地元のスーパー)でみかんと干し芋を買い、市田食品(地元のお総菜屋さん)では何も買っていないのに、藤あられをもらった。小川屋さんでは、見た目が赤と黄色のコンビニに似ていることから「よくコンビニと間違えてトイレを借りに来る人がいるんやけど、うちトイレないねん」と言っておられた。


気づき2

話してみると案外いけた!


でも何も買わずに話しかけるのは、まだまだハードルが高いように思う…
(ちなみに他のグループは何も買わずに声掛けをしていたらしい、すごい!)


気づき3

買ったのであれば、その商品の写真を撮っておかないといけなかった。


レシートは残っていたので、写真を載せます。(1枚無くしたので手書きです)


これを見た Y さんが、「かぎやさんの買った時間が 12:29、とんかつえふの時間が 12:32 てすごいな。移動時間と注文の時間が 3 分ってすごいな。」と言っていた。確かに。この2つのお店の間には信号もあるし、そこそこの距離。

細かいところを見落とさない顧問



気づき4

この活動に 5,000 円以上使っていた。


この時期、町から商品券が配られていた。商品券でほとんどまかなうことができた。ありがとう日野町!

気づき5

2回ツバメカフェに朝早くに行った。開店前で扉があかなかった。ちゃんと調べてから行くべきだ。


気づき6

なかにはお断りのお店もあった。

もう少し中身が決まってまとまってからもう一度来てほしいと言っていただいている。今の雰囲気を壊したくない、常連さんがこれなくなると困るとのことだ。(確かにとても良い雰囲気で落ち着きのある空間だった。こういうところにも配慮できるように気を付けたい)



・・・とたくさんの気づきがあった「初めての取材」でした。こういう記事を書いた時には、最後にまとめをもってくるとよいと聞いたので、まとめます。



まとめ

無事に商品券を使い切ることができてよかった!(ありがとう日野町!)




おまけ
取材で1円も使っていない A 子は、最終的に期限切れの商品券が 1,500 円分も残っていた。


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