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いつか

いつか、カイシャを辞める。酒の席とはいえ、唐突にわざわざそんな宣言をした理由が自分でもよく分からず、酔いが覚めた今朝、一人、首をひねっています。

理不尽な職場に対する警句か。「私には進むべき道がある」との根拠のないアピールか。それとも、「嘘も百回いえば真実になる」と自分を追い込む心理か。

どっちにしても、具体的なプランがなく、目標さえない「辞める」宣言は、何のプラスにもなりません。

これから先、「妥協か無能か、どちらかの理由であいつは働いている」と周囲は、受け取ります。酔いが覚めた今朝、毛布の中で胎児のように膝を抱えます。

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