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ラジオ(1)

ラジオの番組の自分のセリフに「禍福はあざなえる縄のごとし」を見付けた黒柳徹子さんは、台本を書いた向田邦子さんに意味を聞きました。

「いいことがあると必ず悪いことがある、人生は幸せと不幸せの縄をより合わせたようなもの」。

そんな説明を聞いた黒柳さんは、「幸せの縄2本で編んでいる人生はないの?」と尋ねました。向田さんは、「ないの」と即答した、といいます。

向田さんの人生を思えば、この言葉の真実味が増します。そして今日、私の検査の結果が届きました。少し厚めのその郵送物をドキドキしながら開封します。


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