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#2110259

夜の暑さが一段落したこの頃は、ベランダの扉を開け放って眠っています。今朝は、網戸越しに聞こえる隣戸の目覚ましの音に起こされました。

もう1時間近くも、鳴りっ放しの目覚ましに、ふと、「もしかして死んでいるんじゃ」?顔も知らない隣人の安否を気遣います。

私の方はといえば、文庫本を読みながら寝落ちしていたようです。しおりがわりに挟んであった切符を眺めます。打刻された6年前の日付に見覚えがあります。

それで改札を入った記録も記憶もあるのに、出た記録や記憶はなく、文庫本に挟んだままの切符。私は、あるいはまだ環状線の車内にいるのかもしれません。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。何らか反響をいただければ、次の記事への糧になります。