農家の人と稲刈りを
農家の人と稲刈りを終えた立川談志さんは、いいました。「ああいう人たちが得たオカネと株式という机の上で得たやつは、お札の色を分けないといけない。
こっちで稼いだやつは3倍に使えるけど、机の上でやったのは3分の1か5分の1しか価値がないという風に決めてしかるべしだ」と。
夏目漱石も、労働によって社会に貢献する人人の努力を評価し、その対価として得たオカネの価値に差を設ける「貨幣色分けの説」を主張しました。
実感を伴わない「日経平均株価がバブル後最高値を更新」とのニュースを聞いて、彼等の言葉を思い出しました。今も昔もオカネに色はない、けれど。
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