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自分の敵は自分自身である

自分の敵は自分自身である、とは、随分と言い古された言葉ではあります。セネカがいい、ニーチェもいい、岡本太郎もいいました。

尾木ママによれば、ゆとり世代の若者は、そのイメージとは裏腹に「自分の敵は自分自身」と考える傾向がある、といいます。

他人との競争の結果としての相対評価ではなく、目標に対する到達度を重視する絶対評価の下で育った世代です。

競争には関心が薄い分、自分のパフォーマンスを重視します。「ゆとり世代も楽じゃないねぇ」。Sさんとの面談を終えた課長が、やつれた顔でいいます。

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