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フィンガードラム?何それって感じ。少なくともそれは『機材』をいじってるだけ。

タイトル通り。
正直、同じ意見の楽器プレイヤーは絶対にいるし、かと言ってそんなこと言ったらこんな世の中カドがたつ。だからみんな言わない。
だからこそここで言っちゃおうと思う。

あれはただの『機材いじり』

あくまで機材なのだ。フィンガードラムと聞いてパッと思い浮かぶのはもちろんmpc。
アカイ社のサンプラー、シーケンサー、パッドを思い浮かべるけど、結局は一、機材にすぎない。

あれをライブでやるって、正直そんなものの需要がある音楽シーンがちょっと嫌なくらいだ。
言葉は悪いがゲーセンの音ゲーみたいなもんだ。タイミングがそこそこあってれば最終それだけ。

ライブ全体の中の1曲だけあったり、部分であったり、音色的に一部分で取り入れたい!ってコンセプトのライブがあるのは分かるけど、かと言ってそれはドラマーが横にエレドラとして置いておけばいいだろ、鍵盤さんがシンセで対応できるだろ、って、、、
誰も神保彰さん並みにやってほしいとは思ってない。
取り入れることによってその曲のプレイヤーの演奏に弊害がでるなら、ボーカルだって歌いながらPadは叩けるはずだ。手の空いたベースやギターだって対応できるはず。
同期ありきのライブなら同期で鳴らしてよって。

録音に至っては話にならない。一般の方は知らないのは無理はありませんが、あれ使わなくても今はDAW上でなんでも出来ちゃう。
例えば楽曲の演奏クレジットに、mpc :名前 ってなってたら『え、どゆこと?』って思っちゃう。
流石にそれはないのだろうけど。。。

話が逸れたがあの『機材』を専門にやってる人はどうなの?って言いたいんだ。
いや、厳密にはいないことを祈ります。
作曲家兼、というタイプが多そうだが、、、

うん、うん。
綺麗な、かわいい女があれをやってチヤホヤ、、、男もたまにいるか、、、そう、結局『ファッション』的な要素が強すぎる、やってる人間の容姿やファッションありき、、、あれを『生楽器』として認めていいのだろうか?ということだ。『プレイヤー』として認めていいのだろうか?
言葉選びを気をつけてほしい、あれは『パフォーマー』だ。

てか、練習すれば誰でも出来ちゃうよね、あれ。

俺は認めないし、少し前そういう方が急遽共演するようなライブがあったとき、『直前すぎてリハなしだし今回に限ってはやめた方がいいのではないでしょうか?』という当たり障りのない意見を言って誤魔化した。他の演奏者も似たような意見を言って、別な機会でやってみてはいかがでしょうか?という結論に至った。
そう、純粋な楽器プレイヤーにとって、ああいう悪い意味で飛び道具的なプレイヤー(?)は良くは思ってない人が多い。いや、知らんけど。
少なくとも自分界隈では多いことは事実。
『パフォーマー』としてそれ相応の世界でやってくれって話。

なんというか、ひとくくりに演奏する音楽と言ってもその内部では、水と油があるってことを言いたい。

この人は流行を素直に受け入れないおじさんなのかな?って思ってもらって結構。
なんでもかんでも受け入れてこだわりを捨ててるほどこちとら落ちぶれてねーよって。

巷でホットな『インチキジャズ』の話題より僕はこっちのほうがモヤっとする。

モヤモヤさまぁ〜ず。

記事投稿:アライサン

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