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玉手箱をあけるような

今朝は友人から教えてもらったラジオの見逃し配信を聴いた。
ちょうど今年映画の自主上映をした女性監督がインドで留学生活
を送っている内容についてインタビューを受けるという内容。
聴いていて、遠いインドの生活が浮かんできた。

今年2月にインドに久しぶりに行ってからもう4ヶ月が経つ。
インドの暑さ、ちょっと押しが強いけれど憎めない人たち、
街の中にあるチャイ屋さん、スパイスの匂いが懐かしくなる。

真夏の暑い時期のマンゴー、ライチ、スイカ。果物は豊富だった。
天井に取り付いているプロペラのような扇風機の下でなまあたたかい風に
あたっていたこと。日中の温度が暑すぎて、不要不急の外出は控えていたり。
昼間はお昼寝をよくしていた。

そんなことを思い出していたら、私をインドの世界へと
連れて行ってくれた友人から小包が届いた。

玉手箱を開けるように、小さな箱や袋を開けていく楽しみ。
瀬戸内海に住んでいる友人が旅したお土産は遠くの空気を伝えてくれる。
徳島の大麻比古神社の小さなだるまさん、小豆島のそうめん、鳴門のサツマイモ
和三盆のお砂糖、手作りのバスクケーキ、淡路島の玉ねぎチップ。

贈りものから伝わってくる友人の思いがありがたい。
彼女に出会っていなかったら、はたして私はインドに行っていたのだろうか。
人と人のご縁は本当に不思議。振り返ると、色々な出会いがあった今があることに
気づかされる。


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