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新年度の語り⑥「みんなと無理に仲良くしなくていい」

4月からの学級経営を振り返って徒然と書いていきます。
自分自身の学級経営がどうだったのかを振り返る機会と来年以降につなげる意味で。3日目に伝えました。

 「みんなと仲良くしなさい」と言われたことある人?はい、ありがとうございます。僕はこれ「みんなとうまいこと関わるように」だと思っています。人によって仲の良さって違いますよね、みんなと同じように仲良くするのは無理があります。気が合う人、合わない人がいますから。気が合わない人がいるのは事実だし、それをどうにかしなくていいです。大事なことは、気が合わない人ともうまくやるってことだと思います。気が合わなくたって喧嘩する必要はありません。適切な距離感が大切です。
 これ、大人になってからも同じで、例えば僕なんか他の先生と価値観が違うことなんてしょっちゅうです。そろそろ、だいぶ変わった人だと言うことが伝わっているとは思いますが…。他の先生と意見が対立することもよくあります。でも、それなりにうまいこと関わっているでしょ?仲悪く見えないでしょ?実際、それなりに仲良いですしね。価値観が違ったって、うまく関わっていくことは仕事をする上でも大事なことです。
 今年は席替えを月に1回、くじ引きでします。これも、誰と同じグループになっても、うまいこと関わる練習だと思ってください。無理に仲良しにならなくていいですが、「課題を解く」という目的のために、適切な距離感をもって、協力することは必要です。

大人だって同じ。大事なことを誤魔化さずに伝えていく1年間にしたいと思ってます。前回⑤の「1年間の宿題」と矛盾はしてないつもりです。(矛盾してても良いんですけど。)「この人と仲良くなれなそう」と思っても、何かがきっかけで仲良くなることもありますし、その逆もあるでしょう、人間関係なんて曖昧なものですから。無理しない(させない)ことが大事かなーと。


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