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新年度の語り①「全員が楽しいクラスをつくりたい」

4月からの学級経営を振り返って徒然と書いていきます。
自分自身の学級経営がどうだったのかを振り返る機会と来年以降につなげる意味で。ますは1本目。初日の最初に伝えました。学級通信にそのまま載せました。

黒板に書かれた29/29は私からのあなたたちへのメッセージ。「29人いるうちの29人を大切にできる」そんなクラスにしたいと私は思っています。今から、ここから6年1組がはじまります。このクラスをどんなクラスにするかは、ここにいる29+1人次第。一人ひとりが友だちを大切にできれば、お互いを大切にするクラスになるでしょう。相手の良い所を見つけ合えば、気持ちよく生活できるクラスになるでしょう。一人ひとりの行動がクラスの雰囲気を作ります。去年まで、どうであったかは関係ありません。今からここからがスタートラインです。小学校の締めくくりとなる最後の1年。あなたたちはどんな1年間にしたいですか?
 私は、あなたたちの卒業式を見据えています。この小学校生活を締めくくる最後の日、29人全員が「良い卒業式だったな。」「良いクラスだったな。」「良い小学校生活だったな。」と思えるように、この1年間全力であなたたちと向き合い、ともに良いクラスをつくっていく決意です。良いクラスをつくるために必要なのは、29人全員の思いと行動です。この6年1組は、あなたたち一人ひとりが作るクラス。どんな姿で卒業式を迎えたいのか、小学校生活最後の1年をどうしたいのかを一人ひとりが考え、ともに力を尽くしましょう。

学級通信1号

毎年、同じことを伝えています、熱を込めて。「クラス全員が楽しい」これが、自分の原点な気がしています。「全員が」ってところがポイントで。一人でも「楽しくない」って思われるのは嫌なんです。言い換えれば、少数派をいかに大切にできるか。誰一人見捨てないってこと。あなたたち全員に対して、責任を背負うってこと。もちろん、語るだけではなくて自分の行動として示していかないと、意味がないんですけどね。子どもは、必ず見抜きますから。

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