【2020年クイーンS】過去の傾向分析と好走馬を牝馬理論から考える
ゲンです。
今回は以前お伝えしたクイーンSの第2弾として、過去のクイーンSを分析し、レースの傾向と好走した馬の特徴を解析していきたいと思います。
クイーンS 過去10年のレース
※函館で開催された2013年は今回は除外します。
まず初めに、過去のデータで特徴があるのが人気馬の安定感だろう。
単勝人気 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 複勝率
1番人気 4 3 1 2 40% 70% 80%
2番人気 3 0 1 6 30% 30% 40%
3番人気 0 1 1 8 0% 10% 20%
4番人気 0 1 2 7 0% 10% 30%
5番人気 0 1 0 9 0% 10% 10%
6番人気 0 2 2 6 0% 20% 40%
7番人気 1 0 0 9 10% 10% 10%
8番人気 0 0 1 9 0% 0% 10%
9番人気 1 0 1 8 10% 10% 20%
10番人気 0 2 0 8 0% 20% 20%
11番人気 1 0 1 7 11% 11% 22%
12番人気以下 0 0 0 8 0% 0% 0%
1番人気の複勝率が80%とずば抜けて高く、唯一外したのが2017年のアドマイヤリードである。
続いて2番人気と勝率は高く、人気上位勢が勝つ堅実なレースであることが見てとれるが、意外に穴馬が複勝圏内に入ることもあり高配当が出る可能性も少なくない。
続いて前走のステップレースを見てみる
ステップレース 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 複勝率
ヴィクトリアマイル 2 4 2 11 11% 32% 42%
オークス 2 0 1 8 18% 18% 27%
マーメイドS 1 3 2 22 4% 14% 21%
福島牝馬S 1 0 0 4 20% 20% 20%
OP特別 0 1 1 7 0% 11% 22%
3勝 2 1 3 20 8% 12% 23%
2勝 0 0 0 12 0% 0% 0%
やはり中心になるのが、前走ヴィクトリアマイル組です。
3勝クラスでも勝ち馬は出ていますが、2勝クラスは惨敗です。
続いて馬年齢別のデータです。
馬齢 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 複勝率
3歳 4 0 1 11 25% 25% 31%
4歳 2 4 4 29 5% 15% 26%
5歳 2 6 5 38 4% 18% 26%
6歳 2 0 0 21 9% 9% 9%
7歳~ 0 0 0 2 0% 0% 0%
3歳馬の勝率が高いですが、今回は3歳馬は出走しません。
なので、若ければ若いほど好走する可能性が高くなっています。
次に枠番を見ていきましょう。
枠番 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 複勝率
1枠 0 1 1 8 0% 10% 20%
2枠 3 2 1 4 30% 50% 60%
3枠 1 0 1 14 6% 6% 13%
4枠 0 2 2 14 0% 11% 22%
5枠 1 2 2 13 6% 17% 28%
6枠 1 0 2 16 5% 5% 16%
7枠 2 1 0 17 10% 15% 15%
8枠 2 2 1 15 10% 20% 25%
2枠の複勝率が極めて高い。人気馬が2枠に入りやすい。
次に脚質別の傾向です。
脚質 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 複勝率
逃げ 1 0 0 9 10% 10% 10%
先行 5 4 2 26 14% 24% 30%
差し 3 5 8 35 6% 16% 31%
追込 1 1 0 31 3% 6% 6%
先行から差し馬の複勝率が高い。
クイーンS好走馬の特徴
以上のデータを参考に好走する馬の特徴をまとめると
・上位人気馬は堅いが、複勝に穴馬が入る可能性あり
・前走G1組か重賞組が有力
・2枠が有利だが、5枠以降も適正によってはあり
・馬齢が4か5歳で、先行もしくは差し馬
今回のクイーンSは過去のデータに当てはまらない部分もいくつかありますが、馬券を購入する際、参考にしていただければ幸いです。
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