母の日だから私は

全然いいお母さんじゃない。英検、漢検のように母検があったら間違いなく落第だ。そして一生資格が取れない。

そんな私でも母になってるんだから恐ろしい。申し訳ない。私の周りのお母さんである友達はみんなとってもちゃんとしてるし、ご飯だって上手に作り、愛情深く、そして自分の趣味の時間も大切にして、子供達のみならず猫さんだったり犬くんだったり、お花だったり育てている。

「ママってお母さんっぽくないよね。」と長女に言われるのも至極真っ当なわけで・・・。それでもなんとかやってきた。出来ないことが多くて子供たちが赤ちゃん時代には心身ともに壊れかけた。不穏な不調をいち早くキャッチしたのは私の母だ。兄を自宅介護しつつ(映画館とお兄ちゃんの話参照)かけてくれた電話から並々ならぬ私の負のオーラを感じ大至急次女を迎えに来てくれた。

暫く次女は母が一緒に暮らす事になった。

兄の介護をしつつまだ赤ちゃんの次女をみる事は大変だっただろう。でも、兄と2人の生活に赤ちゃんが加わる事は大変だけど楽しいと言ってくれた。口ぶりから本気でそう思ってくれてる事が伝わってきた。17年くらい経った今でもあの頃の話をするのだからよっぽどだ。私は本当に何も出来ず親孝行らしい事は何一つしていないけど、「2人の孫が生まれた事は本当に幸せだ」と言ってくれた。それは本当に良かったなぁと思う。ジブリ映画に出てくるような心優しく可愛らしい子どもたちというわけではないかもしれないが(諸々ごめん)それでも魂の活性化に繋がってくれればそれでいい。

そして、母検定の資格が取れない私は私なりになんとか今ネコーズを育てている。あの頃よりガッツや勢いはないかもしれないけどネコーズのお母さん検定ならギリギリ「うーんまぁおまけしときますか」程度には・・・やっていけてる・・・と、いいなぁ。


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