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お誕生日でした。

一才の私。モーレツにかわいいじゃないか(自画自賛)
まず色褪せた写真ってエモーショナルだ。昨今「写ルンです」がまたブームになっているし、ちょっと前はポラロイド写真が人気だった。
写真には写らない美しさがあると敬愛する甲本ヒロト氏は歌詞に書いているが、この写真にも蝋燭の向こうの私の視線の先にはきっと家族が「おめでとう」と拍手をしてくれてるのだろう。
そして、私もマネをして手をぱちぱちする。
次女がようやく立ち上がった時、よく自分で立っては拍手し、一歩歩いては拍手してた事を思い出す。
そんな次女も毎年写真をコラージュしたり絵を描いたりしてくれる。今年はこちら。

ミロちゃんのやる気いっぱいの視線に対してバーニャの虚な目よ。

長女は自分が行っておいしかったお肉屋さんでお祝いしてくれた。去年は横浜で鉄板焼きだった。
先に着いて気まずかったよね

人は歳をとる。平等にとる。
いろんなことがある。嬉しいも悲しいもムカつくも色々も全てを日々更新しながら時に停滞しながら時間は流れていく。
今日から始まる私の新しい一年はどんなんだろう。
健康で楽しくなるといいな。小学生みたいに単純にハッキリとそう思う。
最後に一枚。生まれて5日後、初めて兄と対面した私だ。
なんとなく宇宙人っぽいのは気のせいだろうか…。
この写真を見ると、家族への感謝でいっぱいになる。
ここから47年いろんなことがあり過ぎた。
迷惑や心配をかけ続けた事、私自身たたかってきたこと、楽しい事よりそっちを思い出してしまう自分のこころとあたまはあんまり好きじゃないけど、徐々に「ま、いっか」と忘れられるようになれたら、そして「さて、どうやら死ぬのか」という時に「いい人生だったんじゃないかな」と思えたら幸せだな。





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