見出し画像

美しい世界を見せてくれた人たち。

もうすぐ1週間ほど経とうとしているのになんだかまだ夢だったのかな。と思う瞬間がある。
この1週間ほどはだいぶ忙しくて、久しぶりにテレビ番組の収録とかあったりしてめちゃくちゃ動く!心も体も脳も!「ピンピン動く!っ(松本大洋先生の「ピンポン」よりペコのセリフ)」という時と、ネコーズと共にぼんやり過ごすという時が交互にやってきた。
ネコーズと過ごしてる時は私も猫くらいの気持ちでいるから喋りもちょっとおかしい。
「ミロニャン、寝まちゅよ。ねりゅー(寝る)」
「バーニャん、どうちまちたか?」
何故だ!!自分の子どもには全く赤ちゃん言葉を使わなかったのに、ネコーズの事はめちゃくちゃ尊敬してるのに。
さて、この私の身に起きた1週間ほど前の出来事とは!そう!レッドホットチリペッパーズのライブでした!
高校の頃から大好きで来日が決定するやいなやチケットを取り、モーレツに楽しみにしていたレッチリ。ライブ1週間前からは急に「もう行きたくない」とよく分かんない情緒になってみたり、でも、当日は朝早起きしちゃって事前に決めていたカリフォルニア風味の古着ワンピースとGジャンをいそいそ着込む。もちろんステージからは見えないがデートくらいの気持ちで行きたい。
勢いで物販の列に3時間も並んじゃった。

物販のTシャツ3枚とピンズのセットを抱えぼんやり。この時はまだノーメイク。

ただただ開演を待っていた。ステージに全員集合した時は興奮と喜びと感動と嬉しみと愛と幸せともう何が何だかよく分からなかった。気づくと隣の隣の青年がメガネをあげて涙を拭っていた。同志よ!
ちなみにその青年、一曲終わるまでずっと号泣していた。わかるよ!
アンコールでは私が彼らを好きになるきっかけとなる曲のイントロが流れ、私も涙が止まらなかった。後々SNSに載せられたセットリストを見ると2曲書いてあってどちらにするか迷っていたらしい。天の神様の言う通りならありがとう!なのなのな!
客電がついた。
場内が明るくなった。
もう彼らはこのステージには出てこない。
終わってしまった。
楽しみに待ち続けていた今日が終わってしまった。椅子に座ってボンヤリと泣いた。夢みたいな2時間だった。
からの1週間だ。
誰かに憧れたり、会いに行けたり、観に行けたり、心が激しく動く場所に行けるのがとても嬉しい。そんな自分で良かったなってすごく思う。
寂しさはあるがこの感動は薄れる事はない。
そして私たちは日々を生きていく。
お守りみたいな1日となった。また来日してね!出来れば16年後とかじゃないと嬉しいです。

モニター。静止画そしてフラッシュ無しなら撮影可能。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?