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250-オーディションに応募するか迷う芽実

芽実:ん〜……、

ある日の晩、芽実はスマホの画面とにらめっこしていた。

芽実:…受けようか……、

スマホの画面には晃坂のメンバーオーディションの特設サイトが表示されていた。

芽実:ん〜……、

すると、母親が帰ってきた。

松母:ただいま

芽実:おかえり

松母:…まだ迷ってたん?(笑)

芽実:だって〜……、

松母:応募するだけ応募してみればええやん…(苦笑)

松母:棄権するかはその後決めればええやろ…?

芽実:ん〜……、

松母:とりあえず夜ご飯にするで?

芽実:んっ、

芽実は立ち上がり、ダイニングテーブルに向かう。

芽実:いただきます

松母:いただきます



そしてお風呂上がりの芽実は、SNSを巡回する。

芽実:……もうすぐやもんなぁ…、

SNSには、芽実同様にオーディションに応募するか迷う人がチラホラと見受けられた。

芽実:…はぁ……、

ベッドに寝転がり、天井を仰ぐ。

(ピロンッ)

すると、D〇scordに通知が来た。

F:[今日これからモンハンやらん?]

芽実はすぐに返事をする。

P:[いいよ、21時からね]

H:[りょ]

芽実は起き上がり、S〇itchを起動する。

芽実:……。

ソフトを立ち上げ、二人の入室を待つ。

P:[今回はどのクエスト行く?]

H:[ボルボロス]

P:[OK、行こう]

F:[どっちか前衛よろしく]

H:[ひよたん行く]

芽実:OK…、

そうしてクエストをこなしていく。

F:[そういえばさ、二人は晃坂のオーディション応募したの?]

H:[したよ〜]

P:[私は迷ってる]

F:[締切明後日だから忘れないようにね]

P:[分かってる]

芽実:分かってるけどさ……、



そして、ゲームを終えた芽実は応募ページを開く。

芽実:……。

芽実:……よしっ、

覚悟を決め、応募要項を記入する芽実です

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