250-オーディションに応募するか迷う芽実
芽実:ん〜……、
ある日の晩、芽実はスマホの画面とにらめっこしていた。
芽実:…受けようか……、
スマホの画面には晃坂のメンバーオーディションの特設サイトが表示されていた。
芽実:ん〜……、
すると、母親が帰ってきた。
松母:ただいま
芽実:おかえり
松母:…まだ迷ってたん?(笑)
芽実:だって〜……、
松母:応募するだけ応募してみればええやん…(苦笑)
松母:棄権するかはその後決めればええやろ…?
芽実:ん〜……、
松母:とりあえず夜ご飯にするで?
芽実:んっ、
芽実は立ち上がり、ダイニングテーブルに向かう。
芽実:いただきます
松母:いただきます
◇
そしてお風呂上がりの芽実は、SNSを巡回する。
芽実:……もうすぐやもんなぁ…、
SNSには、芽実同様にオーディションに応募するか迷う人がチラホラと見受けられた。
芽実:…はぁ……、
ベッドに寝転がり、天井を仰ぐ。
(ピロンッ)
すると、D〇scordに通知が来た。
F:[今日これからモンハンやらん?]
芽実はすぐに返事をする。
P:[いいよ、21時からね]
H:[りょ]
芽実は起き上がり、S〇itchを起動する。
芽実:……。
ソフトを立ち上げ、二人の入室を待つ。
P:[今回はどのクエスト行く?]
H:[ボルボロス]
P:[OK、行こう]
F:[どっちか前衛よろしく]
H:[ひよたん行く]
芽実:OK…、
そうしてクエストをこなしていく。
F:[そういえばさ、二人は晃坂のオーディション応募したの?]
H:[したよ〜]
P:[私は迷ってる]
F:[締切明後日だから忘れないようにね]
P:[分かってる]
芽実:分かってるけどさ……、
◇
そして、ゲームを終えた芽実は応募ページを開く。
芽実:……。
芽実:……よしっ、
覚悟を決め、応募要項を記入する芽実です
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