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252-病院で処置を受ける伊勢型さん

252-病院で処置を受ける伊勢型さん
藤埜原さんは防災センターに向かう。

藤:すみません、

警備:はい、…大丈夫ですか!?

藤:不審者に襲われたんですけど……、

警備:少々お待ちください

警備:よかったらこれ使ってください

藤埜原さんは警備員にタオルを渡され、傷口を拭う。

警備:不審者のもとに案内してもらえますか?

藤:はい

藤埜原さんは警備員を連れて、駐輪場に戻る。

藤:これです

藤埜原さんの指さす方には、衝撃で気を失っている男がいた。

すると、

(ウーーー……)

遠くからパトカーのサイレンが近づいてくる。

警察:現着しました

藤:ふぅ〜……、

気分が悪くなった藤埜原さんはその場に座り込む。

警察:大丈夫ですか?

藤:はい……、

警察:少し頭の怪我見せてもらってもいいですか?

藤:どうぞ…、

藤埜原さんはタオルをどけて傷口を見せる。

警察:…頭ですから念のため救急車呼びましょうか、

藤:はい…、

そうして救急車で病院に向かうことに。

救急:傷病者はどちらです?

警察:ここです

救急:立てますか?

藤:はい、

藤埜原さんは立ち上がり、救急車に乗り込む。

救急:…5~6㎝大の裂傷…、

救急:深さは5㎜くらいか…?

そして救急車は病院に向けて走り出した。



そして病院に到着した藤埜原さんは初療室に通された。

医師:名前言えますか~?

藤:…藤埜原日向です……、

出血により意識レベルが低下してきた藤埜原さん。そのまま初療ベッドに寝かされ、処置が施される。

医師:今から麻酔打つよ~

傷口の縫合のため、局部麻酔を打つ。



そして数十分後、処置が終わりそのままベッドで寝かされる。

医師:気持ち悪いとかある?

藤:あります…、

医師:だよね…、タオルから血が滴るレベルだったもんね、

腕には輸血用カテーテルが刺さっている。

医師:警察の方が事情聴取したいみたいだからいい?

藤:えぇ、

初療室の端で事情聴取に応じる藤埜原さんです。

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