194-ひなのの大学の友人
(キーンコーンカーンコーン…)
ひなの:ふぅ〜、二限目終わった〜…!
とある日の大学にて、二限目を終えたひなのは友人と合流する。
ひなの:……。
?:ひなの〜、お待たせ
ひなの:大丈夫、"未来虹"ちゃん
未:お昼どこ行く?
ひなの:…吉〇家?
未:もうそこしか無いじゃん(苦笑)
ひなの:(笑)
そうして二人は吉〇家にやってきた。
店:いらっしゃいませ
ひなの:何にする?
未:私、親子丼にする
ひなの:じゃあ私もそれにしよ
店:お伺いします
ひなの:親子丼の並を一つ
店:かしこまりました、お会計547円になります
ひなの:S〇icaで
(🎶〜)
店:9番でお呼びいたします
ひなの:ありがとうございます
番号札を受け取り、二人席を探す。
ひなの:未来虹ちゃん、こっち
未:お待たせ
親子丼が出来上がるまで、席に座って待機する。
(ブーブーブー…)
ひなの:鳴ったわ
未:こっちも鳴った
二人のブザーが鳴り、席を立つ。
店:お待たせしました
二人:ありがとうございます
親子丼を受け取り、席に戻る。
二人:いただきま〜す
ひなの:ん〜、美味しい…!
未:ね…!
◇
そしてお昼を食べ終えた二人は大学に戻り、午後の講義を受ける。
ひなの:ふぅ~…
未:疲れたね~
ひなの:ほんとに……
未:この後はどうする?
ひなの:…病院かな?
未:いいよ、私も行く
そうして二人は菜緒が入院している病院にやってきた。
ひなの:面会をお願いします
事務:では、こちらの紙に必要事項を記入して、このネームホルダーを首にかけてください
ひなのと未来虹はバインダーに必要事項を記入し、病棟に続く自動ドアをくぐる。
(……🎶~)
7階に着き、エレベーターを降りたら病室を目指す。
(コンコンコンッ…)
ひなの:お姉ちゃ~ん
病室の扉をノックし、ひなのたちが中に入ると、
美玖:おぉ、未来虹ちゃん
未:お邪魔します
美玖もお見舞いに来ていた。
菜:陽世ちゃん、外に出かけられるようになったってさ
ひなの:おぉ……!
未:…陽世ちゃんって誰…?
ひなの:あぁ、菜緒お姉ちゃんの事故現場の近くに住んでる友達、
ひなの:たまたま事故現場に居合わせちゃって、ショックで部屋に籠りっきりになっちゃってたから……
未:うわぁ……、絶対辛いやつじゃん……
美玖:…あれ、未来虹ちゃんって附属から持ち上がりだっけ?
未:はい
美玖:じゃあ未来虹ちゃんの後輩だよね…?
菜:…あぁそっか、陽世ちゃんもひな高だ
未:…苗字分かります?
菜美:佐々木(陽世ちゃん)
未:……あぁ!野球部のマネージャー!
未:あの子か……!
ひなの:知り合い?
未:生徒会の仕事中に野球部で何回か会ってるだけ…
陽世との接点を持っているひなのの大学の友人です。
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