193-〇〇の部屋に帰る好花
好:ただいま〜
〇:おかえり
ある日の大学終わり、〇〇の部屋に帰ってきた好花。
好:疲れた〜…
〇:おつかれ(笑)
好:〇〇さん、お腹空きました
〇:…作れと?
好:さっすが〜(笑)
〇:はいはい…(苦笑)
本を読んでいた〇〇は、立ち上がって台所に向かう。
〇:何作ろっかな〜…
〇〇は冷蔵庫の中を見ながら、料理を考える。
〇:野菜炒めとかでいい?
好:もちろん、〇〇さんに任せます
〇〇は冷蔵庫から野菜とにんにくチューブ、引き出しからボトルの醤油とフライパンと塩コショウを取り出す。
(ピッ)
IHの電源をつけ、フライパンを温める。
〇:そうだ、油…
引き出しからサラダ油を取り出し、フライパンの上に引き伸ばす。
(シャァァァ……)
野菜を投入し、醤油・にんにくチューブ・塩コショウで味付けをする。
〇:はいよ、
好:おぉ〜、美味しそう〜、ご飯よそっちゃいますね
〇:よろしく
野菜炒めとご飯をよそい、テーブルに着く。
好:いただきま〜す
〇:いただきます
手を合わせて、野菜炒めを一口頬張る。
好:…むっちゃ濃い……!
〇:(笑)ごめん、お水持ってくる(笑)
こってり味が好きな〇〇は、いつも通りの味付けをしてしまっていた。
〇:ごめん…(苦笑)
好:ん"んっ…、…塩分過多で早死にしますよ?(笑)
〇:…松田に看取られて死ねるならむしろ本望かな…(笑)
好:はいはい、続き食べますよ
◇
そしてご飯を食べ終えた二人は、ソファに座ってのんびりする。
好:…なんでずっと本読んでんですか?
〇:ん?
好:彼女が隣にいるのに、ほったらかしにすな!(笑)
〇:……(笑)
〇〇は本を閉じて、好花の方を向く。
〇:寂しがり屋の好花ちゃんは何して欲しいんですか?(笑)
好:寂しがり屋言うな!(笑)
好花は両手で〇〇の顔を挟み、そのまま押し潰す。
好:あはっ(笑)かわいい~!(笑)
〇:かわいい~、やないねん(苦笑)
〇〇は好花を腕を掴み、頬から外す。
〇:もう眠いんか?
好:どうだろ?眠いんかな?
〇:じゃあ自分の部屋帰れ(笑)
好:連れてってくれていいよ?(笑)
〇:やだ、風呂入るから帰れ(笑)
好:は~い
好花は立ち上がり、玄関に向かう。
好:じゃあね~
〇:おやすみ~
いつまでも仲良くいてほしい〇〇と好花です。
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