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227-寝不足で倒れる陽世

ぱ:おはよう……

佐母:おはよう、…クマすごいけど大丈夫?

ぱ:うん……

大学受験を半年後に控えた陽世は、毎日夜遅くまで勉強をしていた。

ぱ:行ってきます

佐母:行ってらっしゃい



そして学校に到着した陽世。

ぱ:ふぁ~……

※:佐々木さん、おはよう

ぱ:ん〜?うん…

机に座り突っ伏していると、クラスメイトに話しかけられた。

※:大丈夫?

ぱ:大丈夫じゃない

※:(苦笑)

そして授業が始まり、陽世は先生の話を聞きながら板書を取る。

ぱ:……。

ぱ:(眠っ……)

陽世はカバンからペットボトルのコーヒーを取りだし、2口流し込む。



そうして3時間目まで授業を受けていた。

(キーンコーンカーンコーン…)

先:はい、日直号令

日直:起立

3時間目の授業が終わり、日直の号令で立ち上がった時、

ぱ:(クラッ…)

視界が揺らぎ、陽世は教室の床に倒れ込んだ。

※:陽世…?

ぱ:大丈夫…

そういうが、陽世は立ち上がれず顔を押さえる。

先:佐々木、立てるか?

教師も陽世のもとにやってくる。

ぱ:……。

眩暈が悪化し、意識が遠のいていく。

先:佐々木?…誰か保健室から担架持ってきて?

※:はい…!

陽世は教室の床に寝かせられ、友人にファイルで扇がれる。

※:第一ボタン外すよ?

ぱ:うん……

そして担架がやってきて、保健室に運ばれる。

養護教諭:寝不足かな~?

ぱ:……。

ベッドに寝かせられ、布団をかけられる。

養護教諭:受験勉強もいいけど、まずは自身の体調管理だよ?

ぱ:はい……

そしてしばらくして母親が学校にやってきた。

佐母:ご迷惑をお掛けしました…!

養護教諭:いいえ〜(笑)陽世ちゃん、起き上がれる?

ぱ:はい…

陽世は荷物を持って母親の車に乗り、家に帰宅した。

THE・受験生な陽世です。

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