THEREを作るまで①(まだ道の途中)
フェアトレードアパレル”THERE”を作るのは
思い返すと小学生のころから決まっていたのだと思う。
初めて世界がフェアでないことを知ったのは
小学生のころ、テレビを見ていた時。
ロシアのストリートチルドレンの特集だった。
当時の私と同じくらいか、それよりも小さい幼児が
極寒のロシアで、マンホールの下で暮らしていた。
こどもながらに悲しくて悲しくて涙が出た。
それからも世界がフェアでないことは
子どもでもわかるくらい明らかで
なんとかしたい、と思っていた。
大人になって、雇われるから雇う立場になり
ある程度やりたいと思ったことができるようになり
(自分で移動できるとか、自分で色々手配・手続きできるとか)
そんな時に行ったベトナム・フィリピン旅行でも
やっぱり記憶に残ったのは
ストリートチルドレンだった。
フィリピンではタクシーの赤信号で窓をコンコンして物乞いされ、
ベトナムではオープンテラスのグリル店で子どもがガムを売ってくる。
この子達に生きる力はある。
足りないのは、世界をフェアにする力。
”THERE” が、そこにたどり着けますように。
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