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熊代 亨『健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて』を読んで連想したこと

この記事は、何においてもアマチュアな浅学者が自分の日常生活に照らしてぼんやり連想しただけのものであって、論理的な問題提起ではないことを、先におことわりします。 『健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて』についての理解『健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて』の問題意識は、以下のようなものだとわたしは理解している。 「一億総活躍社会」≒全人口の通念・習慣がブルジョア的でハイクオリティになった現代日本社会において、以前であれば社会に溶け込んでい

    • 『現代思想 2019年11月号 反出生主義を考える』と無秩序な反出生主義

      事実誤認や誤解を招く表現がありましたらご指摘ください。 2020/2/3 12:45 脱字を修正: 反出生主義と「反–出生奨励主義」2文目「生まれてこないほうがよいしれないし」→「生まれてこないほうがよいかもしれないし」 2020/2/3 23:33 誤字を修正: 反出生主義とロボット倫理 2段落2文目「アンドロイドの知覚は人間と異なって機械的でありプログラムされた者」→「アンドロイドの知覚は人間と異なって機械的でありプログラムされたもの」 反出生主義は字義通り解釈すれば

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