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【椎名かいねインタビュー】活動1周年記念、これまでとこれからの話

初めましての方は初めまして、そうでない方はお久しぶりです。日向キタローです。

インタビュー企画第14弾の今回はバーチャルシンガーの椎名かいねさんです。2021年4月3日に活動1周年を迎える椎名かいねさんから、活動を振り返ってのお話等々聞いてきましたのでお楽しみに。



・シンガーです!私!シンガー!



ー 早速ではありますが、自己紹介を兼ねまして普段どのような活動をなさっているのかをお聞かせください。


Vtuberの中でもVsingerというところに重きを置いて、歌手としての活動を主にしている椎名かいねです。活動の中心は歌なんですが、最近自分でも何屋さんなのかわからないときがたまに…。


ー 歌手として活動しているのことが一番イメージとして僕は強いですが、そのほかにもイラストなども描いたりしていますよね。


そうですね。自分の動画はほとんど自分で描いていたりはします。さすがに音周りに関しては”餅は餅屋”だと思うので、そのあたりは外注で頼んだりはしていますね。お名前を出すと、Itsuki Miyamuraくんとかが主にやってくれたりしています。

なんなんでしょうね?私って?(笑) ちょっと悩みではあるんですけどね。シンガーとして評価されたいっていうところがVtuberを始めた一番のところではあるので。例えば、”私ってどういう人?”って聞くと、普通のVsingerの人だと”歌の上手い人”とか返ってくると思うんですけど、私だと人によって結構千差万別だと思うんですよね。1人1人に対してのイメージが違うのでシンガーとしての印象をもっと受けさせたいなって思っているところです。

シンガーです!私!シンガー!


ー ”歌をメインにイラストなどもやったりしているよ”ということですよね。イラストのほかにも動画もご自身で手がけていたりもしていらっしゃいますよね。そのほかにはTRPGも記憶にあります。


動画もほとんど自分ですね。TRPGは元々昔から遊んでいたんですけど、最近Vtuberの方でTRPGの波が来ているので、知ってもらうきっかけになればということもありつつ…声を聞いてもらえれば歌にも興味を持ってもらえるかな、と。やっぱり何がきっかけになるのかわからないですし、きっかけになるようなことはやっていきたいなと思ってやっている感じですね。



・「絵が動けるんだ!」みたいな…自分も絵を描くので余計にそう思って「思っているよりもハードルって高くないのかな」となりました。


ー Vtuberとして活動していらっしゃるわけなのですが、活動を始めるきっかけなどもお聞きしてもよろしいでしょうか。もちろん言える範囲でになりますが。


元々、自分が10年単位で表現の世界に身を置いていて、Vtuberというものはずっと前から「やってみたらうけるんじゃないの?」っていうのは言われていたんですよね。言われてたんですけど、例えばキズナアイさんとかシロちゃんとかが出てきた時って、Vtuberって”なれるもの”じゃないっていう認識が強かったんですよね、私からしたら。ハードルが高いというか、3Dのモデルもよくわからなかったし、「やってみればいいじゃん」って言われてやれるものじゃないと思っていたので、自分がVtuberとして活動するということをあまり考えたことはなかったんです。でも”にじさんじ”さんが結構主流になってきたあたりで「絵が動けるんだ!」みたいな…自分も絵を描くので余計にそう思って「思っているよりもハードルって高くないのかな」となりました。そのタイミングで、最初は企業さんのバックアップがあった状態でVtuberを始めるって話だったんですけど…私が人と物事が作れないんだなっていうことを痛感することがあって…(笑) 1人でやった方がいいのかな?って思って個人Vtuberになった、というような感じですね。


ー そこから活動を始めてそろそろ1周年ですよね。


4月3日に初めてツイートしたので、そこから数えて1周年ですね。


ー 1年という時間は長くもあり短くもあるとは思います。活動を1年間やってきて椎名さんご自身としては振り返ってどうでしたか?


総合的に振り返ってみて楽しかったですし、いろんな人と出会えたことは一番財産だと思っています。まあ、楽しいだけじゃなかったのも事実なんですが。自分がやりたりと思っているのに苦しいっていうのは、こういう表現の世界にいない人からすると「じゃあ辞めればいいのに」って思われがちなんですけど…。

なんというか、自分の周りの人が特にクリエイティブな人が多いというか。私は蟹亀…Club Turtleっていう身内の集まりみたいなところがあるんですけど、そこにいると余計それを感じますね。刺激をたくさんもらって、私生活とかでも楽しく過ごしたりとか、困ったことがあれば助けてもらったりもしたんですが、クリエイターという部分で見たとき、彼ら彼女らの近くにいると”焦る”っていうのはめちゃくちゃありましたね。おいていかれないように走りぬけなければ…永遠に尻を叩かれ続けているみたいな。「俺は結果出したけどお前は!?(パァン!)次いつ出すんだ!?(パンパァン!!)」的な(笑) いや、みんなそんなことは言ってないし、みんな自分のペースで活動してるんですけど、やっぱり尋常じゃないスピードというか(笑) 私も作品を作るスピードおかしいって言われるんですけど、それって完全に蟹亀の影響ですからね。


ー 周囲の人の影響を受けてしまったというか…。


完全個人というのは、手伝ってくれる人がいなくてっていう意味合いでたった1人でやっているので、あんまりいろんな人と協力しながらっていうチームでやってるようなところと比較するのもなんなんですけど、例えば毎週1曲を出すが普通なんだみたいな価値観をですね…。そういう速度感ってたった1人でやってる個人Vtuberとかだと資金繰りとかの面でも難しいところはあるんですけど、そういうのを基準にしたら戻れなくなっちゃったみたいな(笑) だいぶ自分の中でそういうやり方も確立できてきたので、めちゃくちゃしんどすぎるってことは今はないですね。1度声帯結節の手術をしたんですけど、それが終わった後くらいから1ヶ月に尋常じゃない数をあげたときがあってそれがピークでしたね。そこからはだいぶ落ち着きました。このインタビュー受けている時点ではコラボが10曲同時並行で話が進んでいるんですけど…。


ー いや、それもなかなかだと思いますが……。


(笑) いや、でもこれは「今月中に10曲出す」みたいな動き方をしているんじゃなくて、数か月後に出すみたいなスケジューリングでやっているのでそこまで無謀ではないですよ。



・今しんどくて「自分は生きている価値もないんじゃないのか」って思ってる人にこそ聞いてほしいです。


ー 1年間でも結構な数の曲をあげていますよね。


1年間で33曲あげていますね。大半はカバーだったりしますけど、最近ではオリジナルもちょこちょことあげています。


ー その中でオリジナルやカバーなど、ご自身で印象に残っているものや、特にこれは聞いて欲しいというようなものはありますか?


そうですね…。1番最初に歌ったのがあぷえらさんの作った曲の『チョコレートミルク』で、イラストは自分で描いたんですけど初めて外注でMIXと動画を頼んだんです。これが初めて私が”歌を出す”っていうところに意識が強くいった動画になるのでぜひ聞いて欲しいところではありますね。完成度も高いですし。


そのほかだと、(山露)そちゃくんとやった『ダーリン』とかは関わっている人もすごく多くて、自分自身も気に言ってる動画です。最近出した『千加子』とかは音周りも自分でやったのでそちらもぜひとも聞いてほしいです。


ー 『千加子』は初見のインパクトもすさまじかったですよね。いい意味で”酔いそう”といいますか…。


私、”Sound Horizon”で義務教育を終えた人間なので、そういう物語調の曲というものがずっと好きだったんです。そういうような”歌と芝居の間”みたいなものがずっとしたいなと思いつつ、手法が自分の中で確立できていなくてやっていなかったんですよ。そんな中で、これはくさぽえ(93poetry)さんの影響が大きいんですが、Vtuberになってから初めて”ポエトリーリーディング”っていう方法というものを知って、「こういう方法があるんだったら近いことができるのかもしれない」と思いましたね。そこでまず『可食前頭葉』という曲を出して、受けがよかったので『千加子』を出した、というような感じですね。


ー 椎名さんも声の幅広い方だと思っていて、それもあって『千加子』は聞いていて楽しい曲だったのですが、曲自体の制作過程などはどのような感じだったんでしょうか。


これ、話すと「そうなの?」ってなると思うんですけど、『千加子』はリズムみたいなのって考えずに先に詩だけ書いてあって、なんとなく「こんな雰囲気のトラックが欲しい」ってイメージはあったんですけど、ずっと見つかってなくて。#音楽を止めるな3 (音止め)の締め切り当日の朝に欲しい雰囲気のトラックを見つけて、その日に録って、その日に編集して、音止めに送ったんですよね。なので本当に1日で作った曲ですね(笑) もっと余裕を持ってできればよかったんですけど、謎のこだわりで取り掛かるのが遅くなってしまったせいで、ものすごく時間がギリギリになってしまいました。


ー 『千加子』はポエトリー色の強い作品でしたが、そちらとまた違った歌唱の方で個人的に気に入っているものとかはあったりしますか?


オリジナルの朧家ブランコくんと作った『telecommunications』がお気に入りですね。


私がR&Bが好きで、宇多田ヒカルさんが1番好きな歌手なんですけど、それに近いトラックを作りたかったというところで打ち合わせさせてもらって。この曲、オク下の方で歌っているところの声も私の声で、もう低すぎてよく聞くと男の人みたいに聞こえるところも結構自分では気に入ってて、高い音以外の低い音も、かなり音作りがキレイにできているのでそのあたりも注目して聞いてもらえるといいなと思います。過去の経験をやっと作品に昇華できるメンタルになったので、作品させてもらった形ですね。


ー 先ほどもお話にあがりましたが、イラストもほとんどご自分で描かれているということで、イラストの面でお気に入りはあったりしますか?


そうなると音止めでも流れた、(天野)ドウジくんと作った『LIBERTY』ですね。


これはドウジくんが、私が「音止め出したいけど、このままだと3曲しか出せないな~。せっかくだし4曲出したいな」って言ったら、「俺はデスマーチ好きだから」って声かけてもらって一緒に作った曲ですね。制作期間は3,4日とかで出来たんですけど、これは絵もかなり頑張りましたし、動画作りの面で動画をリッチにしたいっていうところをかなり意識して作ったのでいつも以上に頑張りました。1枚絵でどこまでクオリティの高いものが出来るのかっていう挑戦の作品でしたね。曲がものすごい完成度が高かったので、どっちもいい感じに組み合わさった形になったと思います。いろんな人に届いたらいいなって思ってます、これは励ましの言葉であり歌なので。今しんどくて「自分は生きている価値もないんじゃないのか」って思ってる人にこそ聞いてほしいです。

『バブル』とかもお気に入りですね。私が龍が如くにハマっていたっていうだけで、これも3,4日で無理矢理(ドウジくんに)付き合ってもらって作ったんですけど。これも絵を頑張ったので見て欲しいです。


ー 3,4日でものを作るのが好きなのかな…?って思ってきました。


(笑) いや、時間かけて作ることもできるんですけど、”今やりたい”って思ったものをやりたいって気持ちのままやった方が絶対よくて。時間をかければかけるほど、その作品に対する熱って奪われていくんですよ、少なくとも私の場合は。なので、例えば2月とかに「今この曲がやりたい」って思った時に、オケがなくてトラック依頼をするとします。「いつ出来上がりますか?」って聞いた時に「今2月なので8月なら…」ってなった場合、8月にその曲歌いたいを歌いたいかっていうのは私にはちょっとわからないので…。自分の中の熱量が、時間が経った時にどうなっているのかわからないというか。私がカバーに選ぶのって、コラボの時は”コラボ相手に合うか”っていうのも考慮して選んだりするんですが、私1人で歌う時は今の自分の気持ちに合う曲を選ぶので、あまり時間をかけてられないんですよね。感情の鮮度がいいうちにっていう…。


ー 改めて、1年で33曲ということはひと月に2曲以上は出してきたということになりますよね。


自分でもびっくりですね。活動を始めてすぐくらいの時はそこまで自分のやり方が確立してなかったのでひと月で1曲出すのが限界だったんですが、今はだいぶその辺のやりくりができるようになったので、今年は33曲以上いけるんじゃないかなって思っています。



・”プレイヤーに受ける音楽”だけじゃなくて、”純粋なリスナーとかに受ける音楽”をもっと研究していかないとなと思います。


ー ここまで”この1年振り返って”のお話をたくさん聞かせていただきましたが、”ご自身がこれからどうしていきたいか””界隈的にどうなっていって欲しいか”という話もお聞きしたいです。


私の直近の目標が”現場に行きたい”っていうのが大きくて。もちろん、動画も見て欲しいんですが、私が生で歌っている人が聞いた事のない人もまだいると思うので、生歌を聞いてびっくりして欲しいって思っています。自分で言うのもなんなんですが、生歌が1番安定しているんですよね。周りの人が現場に呼ばれたりしてるのを見ると「私も呼んでよー!」ってなったりはしています(笑) 嫉妬で狂うんじゃないかと…。でも、これは周りのクリエイターたちを見ていても抱いている感情で、いろんな人のいいところを見て「すごいな」って思うだけじゃだめだと思っているんですよ、私は。「すごいなー、楽しかったなー」で終わるんじゃなくて、その先に「悔しいな」が来ないと、今の自分で満足していちゃいけないので。もっともっと上にいけるはずっていう気持ちを失わずにいきたいというか。だから、周りのクリエイター・アーティストがいいものを出した時は「おめでとう」って思いながら奥歯をギリギリ噛み締めてますね(笑) 「次はじゃあこの人を越えてやる!」みたいなね。

人から”歌上手いね”って褒めてもらえる機会は増えたんですけど、”プレイヤーに受ける音楽”だけじゃなくて、”純粋なリスナーとかに受ける音楽”をもっと研究していかないとなと思います。最終的には自分に合っているものと世間の好みをどれだけすり合わせるかみたいな感じかな、と。ただ、まだそういうところがわかっていないっていうのがあるので日々わけがわからなくなったりもしています。音楽がすごく好きで、だからこそ好きなだけじゃやっぱり今の状況から大きくカタチを変えたり動いたりすることは難しいですし。自分が今まで食わず嫌いで聞いてこなかった音楽とかも聞いていかなきゃいけないなって思ったし、同じことだけするんじゃなくていろんな人の話とか…それこそ現場に行って勉強したりして、いろいろやれることがあるんじゃないかなって思っています。緊急事態宣言も(インタビューを受けている今だと)解除されたし、もうちょっとライブとかも増えていったら、自分のチャンスも増えてくると思いますし。周りの評価に甘えず自分をもっといい風に追い込んでいければと思っています。


ー 少しずつイベントの告知も見受けられるようになってきましたよね。


すごく喜ばしいことだと思いますよね。これでまたリバウンドじゃないですけど、感染拡大とかの不安もあるとは思うんですが、ライブハウスって感染対策も徹底している部分も多いですし、イベントごとも続けていきたいですからね。安心して行けるイベントがまた増えていっているのはいいことですし、自分もそういうところで出演出来たらいいなと思ってます。Vtuberの音楽っていうのが、もっと聞かれるようになれば、私ももっと聞いてもらえる機会が増えるのかなっていうのも思いますしね。

Vtuberとかそういうのを取っ払って”音楽の力”ってすごいんだなって…それこそ年末の #V紅白 だったり、#深海フェス 、#音楽を止めるな などの勇気をもらえるようなイベントとかが続いていて、実際私もその恩恵を受けたりしていますし。ありがたいことにピックアップしてもらったりして。#音楽を止めるな でも結構な人数の方がチャンネル登録をしてくれたりして、コメントとか配信とか見に来てくれたりしました。新しいファンの方が入ってきたことで活動の仕方とかもまた考えるようになりましたし。外にいくきっかけが多ければ多いほど、私だけじゃなくいろんな人がもっと間口を広げていけるのかなって思います。私は主催をするようなタイプじゃないのでたぶんやりませんが、そういうイベントが増えればいいなって思いますね。



・うれしかったのは曲が流れたときに「椎名かいねだ!」って言ってくれる人が1人、2人じゃなかったっていうのがありますね。


ー 少し話題が前に戻ってしまいますが、話にあがりました #音楽を止めるな や #深海フェス などでいろんな方の目に改めて触れる機会があって、そういった場面で聞いてくれた人からの反応などは覚えていますか?


そうですね…。これはちょっと自分の中で課題なんですけど、さっきも言ったように私の音楽ってプレイヤーの人、音楽をやっている人から評価されているところが多いんですよね。ただ、純粋なリスナーさんとかになってくると、やっぱりVtuberって総合格闘技なので”歌が上手いだけではどうしようもない”っていうところが少なからずあるんですよ。純粋なリスナーさんたちからの反応が、私の中ではもうちょっといろいろあったんじゃないかなって思ったところが悔しかったので、またいろいろと模索期に入っています。おおむね「声がキレイ」って言ってくれるような評価が多かったですね。他人からの評価って絶対的な自分の評価なので、コメントくれるっていうのはうれしいですよね。#音楽を止めるな の時は自分の作業もしていたのですが、それでも自分が”良い”と思ったものが流れてくると手が止まるじゃないですか、そういうものを自分も作りたいなっていうのがありますね。

あと、うれしかったのは曲が流れたときに「椎名かいねだ!」って言ってくれる人が1人、2人じゃなかったっていうのがありますね。それがあったのでかなりモチベーションが上がりました。リアタイしたかったですし名前呼んでくれて気になった人が登録してくれて…っていう。

一点特化でできる人が評価されやすいようなところもあるのはあると思うんですが、何でもできる人がもっと知名度が上がって、”この人は何でもできてすごい”っていう風になれば、器用貧乏って悩んでいる人たちにも勇気を与えられると思いますね。Vtuberっていうのは”なんでもできること”がプラスになることが多いので、誇っていきたくていろいろ手を出していこうと思います。1年経ったからと言って、形が完全に出来上がるわけじゃないんだなって思いました。


ー 1年って長くもあり短くもありますからね。


そうですよね。あっという間で、悩んでいる間に終わっちゃったみたいな気持ちはなくはないというか、悩んでいる間に逃したものとかもあるのはあるので、そういうものを掴んだり見極める力とかも養っていかないといけないなって思いました。やっぱり難しいですねVtuberって。すごく楽しいけど、”楽しい”っていうだけのパッションでやっていけるほど単純じゃないなって思います。それだけでやれるのならそれはそれでいいんですけどね。

活動だけじゃなく、なにかをすることって難しいとは思うんですけど、簡単だったらここまでやってないだろうなって思います。1年前の歌とか絵とかを見たりすると下手糞すぎて聞いたり見たりできないなっていうものも確かにあって。尋常じゃない数作品を出したっていうところで、嫌でも上向いた部分のスキルってあって、手当たり次第にやったことでマイナスにはたらいた部分もあったのかもしれないけど、総合的に見てプラスになったなって思う1年でしたね。がむしゃらな1年でしたけど、そこで培ったものを使っていく1年に今年はなるのかなと思います。やっぱり「スゲー」って思われたいです。そう思われたくて表現者になったので。

今年はもっといろんな人と音楽やりたいですね。今まで一緒に音楽を作ったことがない人もまだまだいますし、蟹亀の中でもコラボしたことない人もまだいますしね。先ほど言ったように、(今の時点で)10件控えていますし近いうち出せると思うんですけど(笑)



・改めてになりますが『現場で歌う』というのが今年の目標なので、みんなにもっと応援してもらるように頑張ります!


ー その10件なども控えていますが、今後の告知などはありますか?


現地でイベントやりますっていうのを言いたかったな~(笑) 何回か行っている通り、4月3日に1周年を迎えるのですが、先日チャンネルの収益化も達成したということで、それを含めて当日の夜かな…?配信をします。私のファンにとってはうれしいような報告もあるので見に来てほしいですね。

あとは4月24日にぷりやまぷりをさんと霊界ラジオの3人…朧家ブランコさん、地獄川震さん、KYOTOU-OさんとTRPGの配信をします。するんですが…、なんとぷりやまぷりをさん以外初心者ということで面白いことになりそうなので見に来てもらえたらな~と思います。今回もイラストとかを私が担当するので、結構見ごたえがある感じなるんじゃないでしょうか。配信自体はぷりやまさんのチャンネルでやります。

あともう1つ。詳細はまだですが、咲乃木ロクくんとカバー曲を作ってるんですけど、その動画のイラストが楽しいことになっているのでぜひチェックして欲しいですね。これは”におわせ”ってやつです。

改めてになりますが『現場で歌う』というのが今年の目標なので、みんなにもっと応援してもらるように頑張ります!




椎名かいね
歌を歌う。
イラスト、動画も(ほぼ)自分でやりたいクリエイター系Vtuber
辛酸を舐めてきたリアル時代のあれそれを倒すべくVになった。
目指せ愛され最強エンターテイナー!誰にも負けたくない!
Twitter:@kaineneko
Youtubeはこちら
日向キタロー
アニメとゲームと特撮とバーチャルが好きなオタク。
Twitter:@HinataHuto


取材・文:日向キタロー


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