【空中、虚ろなれ。インタビュー】“ハッピーじゃない“を音楽で表現するユニット。バーチャルアパレルと音楽と。
初めましての方は初めまして、そうでない方はお久しぶりです。日向キタローです。
インタビュー企画第27弾は音楽ユニット『空中、虚ろなれ。』としても活動しているおふたり、閑地游(かんちゆう)さんと空位(くうい)さん。
新ビジュアルを公開したおふたりからユニット結成に際してのお話などをお聞きしてきましたのでお楽しみに。
・空位さんがぽろっと「ユニット組むか…」って言い出したっていう。
ー まず始めにおふたりそれぞれが普段どういった活動をなさっているのか、自己紹介を兼ねてお聞かせください。
閑地游(以下閑地):閑地游です。Vシンガーソングライターとして活動しながら、ユニットとしても活動しています。
空位:自分は普段は曲を書いています。改めて言うとなるとTwitter以外は「曲を書いています」以外ないんだよな…。
閑地:いざ言うとなるとそうなるよね。
ー 普段の活動なので間違ってはいないんですよね。
空位:”音楽をやっています”ですね。
ー 今回『空中、虚ろなれ。』(以下 空中)としてのインタビューになります。ユニットとして活動する以前から配信活動などをしている方々を知ってはいましたか?
閑地:知ってたのはにじさんじさんとかをちょっと見ていたり、あとは浮遊信号さんを活動する前から見ていたりしたくらいで、あんまり知らなかったですね。
空位:自分はめちゃくちゃ見てました。普通にリスナーとして配信とかを見ていましたし、チャンネル登録も200とかいってる気がする…。とりあえず企業さんから入って、そこから個人の方も見出したって感じです。
ー そこからおふたり共活動を現在しているわけですが、活動歴としては閑地さんの方が長いですよね。
空位:自分は2021年の8月の終わりにデビューしたので、2022年の2月で半年ですね。
閑地:そうなると自分は2022年の2月で1年と5ヶ月ですね。
空位:案外あっという間だった…。
ー 『空中』を始めてからは4ヶ月ほどですね。
空位:なんの音沙汰もなく4ヶ月くらい…(笑)
ー 周りのペースが早いのもあるとは思いますが…。
空位:基本的に僕ら無計画でやっているので(笑)
閑地:そう、わりと無計画なんだよね。
ー そのユニットを組むに至るまでの経緯もお聞きしたいです。
空位:自分は友達が「男性Vは相方見つけてコンポーザー的なのになるのが流行ってる」って…例えばカクレゴさんとか。「だからお前もそれやったほうがいいよ」って駄弁ってる中で言われて、たしかにそうじゃんってなって探していたんですよね。
閑地:それが閑地の方で出ている『涅槃』の動画を作っている最中で、空位さんがぽろっと「ユニット組むか…」って言い出したっていう。で、閑地が「じゃあ組むか」って(笑)
空位:それが『涅槃』の動画を出す2日前とかで…。それから急に告知用の動画を作るっていう。
閑地:なんなら『涅槃』自体も5日かそれくらいで作りましたからね。空位さんと週の月曜日くらいに出会って、木曜に告知出して、金曜くらいに動画出すっていう感じで…。
空位:あれ超スピーディーだったな…。
閑地:”無計画”っていうのはこういうことですよね。
ー いつの間にかユニット組んでいましたが1番しっくり来ますね。
空位:この『涅槃』のやりとりが初対面で、そもそもリプライのやり取りも閑地がデータが消えたとかの叫び声をTwitterにあげていたものに、自分が勝手にメタルみたいなオケをのせたものを送りつけるみたいなのだったので…。
ー よくそれからユニットを組むという結果になりましたね…?
閑地:ホントですよね!!
・「なんだアイツらは!?」って一生言われてたいです。
ー そこからユニットとして活動を始めたわけですが、実際に組んでみていかがでしたか?
閑地:楽しい…。あ、でも、一番最初に浮かんだ感想は「楽だな」でした。めっちゃ楽じゃんっていう。今までは自分は自分で、弾き語りの曲を作詞作曲して歌ってっていうのだったので…。自分はそもそも弾き語り以外もやりたかったんですよ、結構。自分でDTM始めてみようかなって思っていたりもして。そんな中で空位さんに『涅槃』を送ったら、あんなにバチバチになって返ってきて、すっげえ!って思ったんですよね。そこで「ユニット組むか」ってなって、やってみたら”楽!”っていう。
空位:自分はもう相方見つかって「ラッキー!」って感じで。
閑地:自分もラッキーだなって思ってた。
空位:しかもそこそこ活動をやっていた人なので、どういう人なのかわからない方じゃないっていう。
閑地:時期が違ったらユニットを組む相手が閑地じゃなかった可能性も高い。
空位:無きにしもあらずですね。
ー ユニットとしてはまだ動き始めたばかりだとは思いますが、おふたりで目指す場所というのは現時点であったりしますか?
空位:自分たちとしては、目指す場所としてカクレゴさんとか浮遊信号さんとかがありますね。実際、自分はカクレゴさんを見て、活動を始めようってなったところもありますし。
閑地:共通する目標としてはそうですね。…後半部分初めて聞いたんですけど。
空位:(笑) 他の目標というかこれからのビジョンとしては、お互い漠然と「デカくなりたい」っていうことしかないんですよね。でもその”デカくなる”っていうのがどういうことなのか、まったくわかってないんですが。
閑地:やりたいこと、楽しいことをしたいなって感じですね。
空位:あと自分は目立ちたいから目立ちたいっていう(笑)
閑地:目立ちたいのはそうだよね。ガキのような心でやっています(笑)
空位:「なんだアイツらは!?」って一生言われてたいです。ずっと”やべえやつ”でいたい(笑)もちろん法が許す範囲で。
閑地:(笑) それはそう。でも本当に「なんだってアイツらは!?」って一生言われてたいですね。……なんか全部抽象的だな。
ー お互いでどういう曲を作りたい、みたいなものはありますか?
閑地:逆に「こういう曲は作りたくない」っていうのはありますね。例えば”キラキラ・青春・みんなを元気づけてやるぜ!”みたいな…。というか、自分が書けないですしね、そういう系のは。
空位:青春キラキラ部分とか恋だの愛だのは自分が補っていきますね。
閑地:いや、青春キラキラ無理でしょ。どうしたどうした。補えるものなら補ってほしいですけども。
空位:でもいざ書けちゃった時にあとから困らない?
閑地:その時は「書けちゃったわ」って言います。人生に転機が訪れました、と(笑)少なくとも現時点での閑地游では書けないということは確かです。
ー 空位さんはいかがでしょう。
空位:なんでもやりたいというか、例えば今バンドメインでやっていますけど、急にシティ・ポップみたいな曲とかも出したいですし。せっかく”Vtuberの曲”というか、そういうジャンルに縛られていないところにいるので、いろんなジャンルを出したいなって気持ちはあります。出来るか出来ないかは別として、いろんな畑に進出したいです。
閑地:いろんな畑の人からチヤホヤされたいですね(笑)
空位:”バカのバイキング”になりたいよ自分は。
閑地:(笑) 間違いない!幸い『空中』はどっちも作詞作曲が出来るので。
ー 両方が作詞作曲出来るというのは珍しく思いますね。
空位:自分からでもあまり見ないですね。なので、あとはイラスト描いて動画作れる人がいればオールオッケーというか、自己完結出来るんですよね。『空中、虚ろなれ。』はあなたの眠れる才能をいつでもお待ちしております。自分たちと一緒に活動しましょう。
閑地:もちろん審査はしますよ!
ー お互いが作る曲に関してどう思っていたりするんでしょうか。
閑地:好きですね。
空位:自分も好きですね。おわりになった(笑)
そう、曲に関してなんですけど、次の新曲『群青を束ねて』は自分が作詞作曲ですね。前回は作詞作曲が閑地で、編曲が自分で出したんですけど。
閑地:その次の新曲を聞いた時「すっげえ!」ってなって「やるやる!」って歌いました。
空位:それがさっき話した”恋だの愛だの”を自分が補った曲になりますね。
閑地:ここに来ての伏線回収。閑地が書けない部分をね、補ってもらっています。
・「閑地游から出てこない歌詞を閑地游に歌わせる」っていうのは気持ちよかったです。
ー ひと足先に聞かせていただきましたが、空位さんってこういう系の曲も書けるんですね…。
空位:これ実はめちゃくちゃ昔に書いた曲なんですよね、その時はボーカロイドだったんですけど。閑地に歌ってもらった結果、最終的に結構最初に書いた時からは変わりましたね、ピアノもストリングスも入ってませんでしたし。あとはやっぱり人が歌うと変わりますね。この曲は閑地游で完成した感じはあります。
閑地:へへ…(笑)
ー 閑地さんもこういった歌い方をするのも珍しく感じますね。
閑地:そうですかね?自覚はないや…。
空位:曲というか、MVのイラストは小谷あすかさんにお願いしました。たぶん曲に合うだろうなと思って。
-曲についても触れていきたいと思います。閑地さんは歌ってみていかがでしたか?
閑地:自分が作る歌メロじゃないから難しい部分もあったんですけど、初めて聞いて口ずさんだ時にいいじゃんとなったので、調子に乗って楽しく出来ました。今までは自分で作ってきた曲ばっかり歌ってきたので、他の人が作る歌メロって自分が思っているようにいかないわけじゃないですか。そういう部分で「ユニットやってるってこういうことか」と実感する部分はありました。
空位:自分が個人的にカルチャーショックだったのが、めちゃくちゃ歌詞の意味を聞かれたんですよね。結局、良くも悪くもトラックメイカーで、自分は歌詞にあまり重きを置いてこなかったんですよ。でもかたや閑地はシンガーソングライターで、歌詞を汲み取って歌うっていうので、びっくりする部分がありました。しっかり歌詞の説明をするのが恥ずかしかった(笑)
閑地:恥ずかしがってたんだな…(笑)
空位:自分の若かりし頃の思想が反映されている歌詞だからね。
閑地:なので歌うときにはめちゃくちゃ情景を頭の中に描いて歌いました。なにがどう寂しいんだろう?って。だいたいいつもそうなんですけど、今回は自分が書いた歌詞じゃないから、普段と違った印象になるのかもしれません。
空位:曲調も歌詞の言葉選びも、絶対に閑地がすることのないタイプだし、新しい閑地游を見せられたんじゃないかなっていう。「閑地游から出てこない歌詞を閑地游に歌わせる」っていうのは気持ちよかったです。
閑地:それは初めて聞いたな…恥ずかしいな(笑)
空位:自分の歌詞で出てくる”部屋”ってたぶん綺麗だよね。
閑地:(笑)逆に自分が書く歌詞の”部屋”はめちゃくちゃ生活感あると思います。だから歌いながら思い描いてた部屋はめちゃくちゃ綺麗でした。
空位:こういうところからしてスタンスが違うんですよね。閑地游の方が直接的な表現をしてて、自分の方はめちゃくちゃ回りくどい表現の仕方をしたり。そういう部分を対比して考察していただけたらと思います。
閑地:『涅槃』とか『さよならムーン』とはまた違うよね。
空位:『さよならムーン』の次にこんな曲が出てくるとは思わないよね。あ、でもどっちもハッピーじゃないです。我々のメインのテーマとしては”ハッピーじゃない”っていうのがあるので。これ初出しかもしれない。
閑地:それが人生なので。…たしかに初出しかも。
空位:自分たちはネガティブが原動力ですね。ハッピーなものは他の方に任せています。自分としてもそういうものは書けないですし。
閑地:どうあがいても自分からそういうのは出てこないからね。出せる基盤がない(笑)
空位:そういう意味では『群青を束ねて』もしっかり”『空中』の曲”です。
ー 空位さんは歌ってもらっていかがでしたか?
空位:昔に作ったときとはめちゃくちゃ違いましたね。なんというか、ちゃんと自分の感情をプラスしてくれてるなって。自分の曲って結構のっぺりしちゃうというか、わりと悩みではあったんですけど、今回歌ってもらってちゃんと起伏が出来て「うおぉ…」ってなりました。
閑地:のっぺりっていうか穏やかだよね。
空位:そうそう。なので、そういう部分に情緒的な部分をガッとプラスしてくれるボーカルだからいいなって。
閑地:重ねてになりますけど、難しかったですね。「ここは伸ばす、ここは伸ばさない」みたいな部分の意識とかも。自分もあんまり経験のないことだったし、自分の相方といえる人が作っているので、当たり前ですけど無下にも出来ないし。なんかこう、この曲歌っている時はめちゃくちゃ悲しかったですね。感情移入して。
空位:じゃあちゃんと悲しいって思ってもらえる歌詞書けてたんだな、昔の自分。情景描写とかも徹底しているので、そこも閑地と違う部分だと思いますね。閑地の歌詞は心情の描写が結構多いと思うので、その点でも難しかったんじゃないかなって思います。今回、かなり感情を汲み取って歌ってもらえたので、かなりエモい感じになっているんじゃないかと。
閑地:お気に入りの曲ですね。
空位:実は自分も歌っているんですよね、コーラスの部分。
閑地:そう、それも楽しかったですね。人とコーラス出来るっていうのが。これからもいっぱい曲出したいなってなります。
空位:曲自体は結構作ってるんですけどね。バンドサウンドじゃないのもありますし。でもいかんせん出すタイミングがないっていうのと、動画追いつかないっていうのと、まだ時期じゃないっていうのと…。
閑地:いろいろと目論んではいます。今後も「閑地こういうのも歌えるんだ」っていうのを楽しみにしていてほしいです。
空位:広い界隈なのでいろんなジャンルをやっているユニットが1つくらいいても怒られないと思いますしね。
ー なんでもやりたくてなんでもする人はすごいと思います。
空位:それほどでもありますね。
閑地:空位さんのこういうところいいですよね(笑)
・リアルの世界だと音楽とファッションって密接に絡んできているじゃないですか。「じゃあバーチャルでも同じことが出来るじゃん」って思ったのがあってやってみました。
ー 同時期に新モデルを公開するとも伺っています。
閑地:この度、全身整形を行いまして。
ー とても”ユニットっぽい”ですね。
閑地:ですよね!!
空位:ユニットで動くていで、佐久本さんという方にお願いました。VRoidのお洋服を作っている方ですね。
閑地:背中に佐久本さんのアパレルのロゴがドカンと入っていたりしてめちゃくちゃオシャレになっています。
空位:元々、閑地が着ている服を作ってくれていた方で、自分は販売していたものを着ていたんですよね。VRoid向けのアパレルブランド『kowareul』というんですけど。自分たちって別々で活動してて、お互いVRoidだったんですよ。VRoidの界隈にはそれ向けのアパレルブランドがあって、ならそのアパレルブランドとコラボしてもいいんじゃないかって。実際、リアルのアーティストもアパレルコラボとかもしてたりしてますし、今回コラボってわけではないですけど、『空中』のビジュアル面を監修していただきました。たぶん、まだあんまりこういうことをしてる人って少ないんじゃないかなとも思っています。
ー たしかにあまり見かけない印象はありますね。
空位:音楽とファッションというかアパレルブランドって結構コラボとかをしていたりするので、それをやりたいなって思って。VtuberとかVRoidでも出来るだろうし、それこそVRoidとかって着せ替えられるし、アパレルブランドもたくさんありますからね。ならやらない手はないな、と。
閑地:いくらでも買っちゃうんですよね。自分も佐久本さんの作った『kowareul』の洋服ばっかり着ていたんですけど、今回身体も服も全部やっていただきました。
ー おふたりの気に入ってる部分などはありますか?
閑地:えーーーーーー!?!?いっぱいある!まず顔ですよね。あとやっぱり服もですね。
空位:服もめちゃくちゃこだわってもらいました。ジェンダーレスにしてもらって、なので自分はスカート履いてるんですよ。
閑地:しかも空位さんの方がヒール高いんですよね。自分の服の好きなところは、この赤いベルトがグルっと回って靴にくっついてるんですけど、これかわいくないですか。
空位:あとは肩と脚に『空中、虚ろなれ。』って文字が入ってるんですよ。で、さっきも言ったんですが背中にアパレルのロゴがドンとあって。このロゴは「絶対入れたい!」ってこだわった部分ですね。「レーシングカーみたいにしたいんだ俺は」って。
閑地:もう再三「背中にめっちゃデカく入れてください」って言ってたよね。
空位:アパレルブランドと一緒に動いてるっていうのを今回1番押し出したかったのでデカく入れてもらいました。ホントにやってる人って少ないと思うんですよね。
ー 確かに少なくとも自分が見ている範囲内では見たことがないですね。リアルのアパレルとコラボしたりは見かけたりしますが。
空位:VRoidのアパレルブランドってめちゃくちゃあるので、こういうのを他の人にもやってほしいですね。そしてゆくゆくは我々モデルの靴を『kowareul』から出したいっていう。VRChatでライブやる時に、みんなに履いてきて欲しい。
ー そこそこがっつりとVRChatで遊んだりとかをしないと、VRoid向けのアパレルブランドを知る機会は少ないですよね。自分も”そういうものがある”というふわっとした認識しかなかったです。
空位:たぶん、閑地游が文脈的にもVRChatに結構出入りしていたと思うんですよ。自分たちはVtuberでもありつつ、VRoid勢でもあるし、せっかくだからVRoidで出来ることをたくさんやっていきたいなって思っています。
閑地:あんまりファッションとかおしゃれとか興味なかったんですけど、VRoidとなると話が別で、いっぱい着せたくなるんですよね。サンタ服着たい!とか、いろんなものを実現できるのがVRoidなので。
空位:VRoidのアパレルブランドってなると、シンプルに”Vtuberさん”っていうよりかはまた別の界隈かなって感覚があるんですよ。そのへんを巻き込めたら面白いんじゃないのか?っていうのを完全に思いつきでやりました。
閑地:それを快く引き受けてくれた佐久本さんにも感謝です。
ー バーチャルの音楽を見ている人たちとVRoidのアパレルを見ている人たちでは微妙に被ってないようなイメージがあるので、お互いがこれを機にもっと知ることが出来るようになるんじゃないかと思いますね。
閑地:だといいなと思います。
空位:リアルの世界だと音楽とファッションって密接に絡んできているじゃないですか。「じゃあバーチャルでも同じことが出来るじゃん」って思ったのがあってやってみました。Vtuberさんがリアルで服を出すっていうのはそれこそそこそこありますけど、服もバーチャルでっていうのがやりたかったで。
閑地:なんだよなあ。
空位:自分の中では結構デカ発表で、Vtuberというかバーチャルのクリエイターたちの中でもやっていないことを出来たんじゃないかなって思っています。
閑地:顔見せずに小出しに出していくつもりではあります。見せたがりで我慢できないので(笑)
空位:この新しい姿めちゃくちゃクオリティ高いと思うんですよね。
ー VRoidと言われてもVRoidに見えないですからね…。
閑地:ですよね!
・動き出してからいろいろ準備し始めてるので、これからやりたいこととか出てくる気がしますね。
ー 新曲や新モデルの発表などありますが、これからユニットとしてどうしていく予定でしょうか。曲はあるということですが。
空位:アルバム作りたいですね。
閑地:それ、アルバム作りたい。一緒だね。
空位:よし、そうしよう。一旦、3,4曲くらい入ったやつとか。
閑地:一旦ね。いずれ出したいです。
空位:あとはライブしたいですね。せっかくモデルもあるんだし。VRChatでやりたいですね。
閑地:お誘い待ってます!自分たち動けないですけどなんとかするんで…。
空位:今Vtuber界で一番頭がゆるふわなユニット『空中、虚ろなれ。』をよろしくお願いします。
閑地:ともあれ動画もこれから出していきたいです。
ー 個人ではなにかやりたいことなどはありますか?
閑地:ユニットもやるけど、弾き語りは弾き語りでそれなりにやっていこうと思います。
空位:自分はね、配信もしたいなって思っています。せっかくデビューしたんだし、今のところ音楽しかしていないので。
ー 例えばどういう配信がしたいですか?
空位:ゲーム配信……?待機画面で1時間くらい雑談して終わるっていう。
閑地:どういうこと?なんなのそれ。
空位:普通に話すだけ話して、ある程度経ったら「じゃあ今日はこのへんで」って終わるのをパート3くらいまでやりたい。
閑地:うわ、だるい(笑)
空位:それはさておき、エンタメ的なこともやりたいですね。
閑地:自分もマイクラの続きしたいな。
空位:あと、ガチ恋勢が欲しいです。
閑地:(笑)もう1回言って?
空位:ガチ恋勢が欲しいです。なんかこうしっかりチヤホヤされたいんですよね。待ってます。
閑地:動き出してからいろいろ準備し始めてるので、これからやりたいこととか出てくる気がしますね。もちろん始める前にも相談とはしてるんですけど。
空位:走り始めてからボディ組み立ててる車みたいなもんだからね。ミニ四駆のシャーシだけあるみたいな(笑)今はボディまで組み立てたので、あとはスピード上げていくっていう。
閑地:間違いないのはこれから楽しみだなっていう。
空位:お楽しみに、ということで。
取材・文:日向キタロー
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