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アイドルに興味のない僕がけやき坂46(日向坂46)に心惹かれた話

日向坂46の前身となるけやき坂46(ひらがなけやき)。
アイドルに興味のなかった自分が、彼女たちを知ったきっかけについて振り返ります。


2018年7月。
いつものようにツイッターやらまとめサイトやらを眺めていた僕の目に飛び込んできたニュース。

舞台「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」

主演 けやき坂46


発表当時のネットの反応は…まぁひどかったです。
基本的に実写化はあまり歓迎されるものではありません。
アニメ・漫画の世界だからいいのです。現実で再現するにはやはり厳しいものがあります。
デスノート、ちはやふるなんかは成功例でしょうがこれらは、「カラフルな女の子たちが魔法でドカーン!」みたいな要素からはかけ離れてるので、比較的無理なく実写化できたという部分はあるでしょう。
もちろん藤原竜也をはじめとした役者さんの好演もあってこそです。
個人的には咲-Saki-もなかなかの傑作だと思ってます。
咲役は今注目の若手女優・浜辺美波ちゃんです。可愛いですよね。

少し話がそれましたが、とにかく舞台化の話はSNSやまとめサイトで面白がって取り上げられ、非マギレコプレイヤーからも心無い言葉が飛び交ってました。ちょっとした炎上騒ぎです。
齊藤京子演じる佐倉杏子のビジュアルを、杏子の声優である野中藍が絶賛するなど良い話題もあったのですが…

「舞台化には賛成できないけどゲームに出てくるわけでもないし嫌なら観なきゃいい」
「観る気はないけど一応調べよう。けやき坂って何?誰?」
僕自身はこんな冷めた気持ちと軽い好奇心を持ちつつ彼女たちのブログを覗いてみました。

「思ったより可愛い。まぁ可愛いだけで良い舞台になるわけじゃないけど」
正直な第一印象はこんな感じでした。このときの自分を殴り飛ばしたいですね。


数日後。
なんだかんだで気にはなっている。ブログを覗いてみる。ライブや握手会をこなすメンバーたち。
「○○で握手会でした!」
「○○来ていただいてありがとうございました!」

…なかなか忙しそうだ。


また数日後。
「最近は舞台マギアレコードさんのお稽古頑張ってます!」
「精一杯演じさせていただきます!」
といった内容が多く見られる。

後に調べたことですが、昨年7月はアルバムツアーの千秋楽だったり欅坂46との合同ライブだったりとにかく忙しかったのです。
けやき坂46にとって最初で最後のアルバム「走り出す瞬間」をリリースし、誰よりも高く跳ぼうとする彼女たち。
そんななかオーディションを受け舞台の稽古を始める。握手会もいつも通り行う。過酷すぎます…
正直アイドルというものを舐めていました。

彼女たちが目の前の仕事に一生懸命取り組む姿に、僕は少しずつ興味を持っていったのでした。
毎日ブログを見るようになった。
舞台マギレコに出演しないメンバーのも見るようになった。
けやき坂46のこと、メンバーのことを毎日調べた。
冠番組を見るようになった。
アルバムを買った。



さぁいよいよ舞台マギアレコード開演。
僕は仕事と地方住みなこともあり泣く泣く諦めましたが、今となってはどんな無理をしてでも観に行くべきだったと後悔してます。
気になる舞台の評価ですが…


大 好 評


観劇したまどマギファン、マギレコプレイヤーたちも見事に手のひらを返したのである。
演技、衣装や小道具、音楽、演出…どれをとっても素晴らしいものでした。


僕は先述した通り、Blu-rayが出るまで舞台を観ることはかないませんでしたが、彼女たちのブログから伝わってきたのです。
不安のなかひたむきに努力した姿。
アイドルが自分たちのことを発信したり、ファンへの感謝を綴ったりするブログ。
これはひとえにアイドルたちの心意気で更新されるものであり、それが僕の心を動かしたのです。

舞台マギアレコードの感想も別の機会に書いてみたいと思います。
まぁBlu-rayの発売が2月なのであまりにも今さらすぎるのですが…本当に素晴らしい舞台なのです。


まどかを演じた丹生明里ちゃんの千秋楽を終えてのブログ。
エモいなんてレベルじゃない。


これまで僕にとってのアイドルとはアイカツ、プリパラ、アイマス、ラブライブとかであって、現実のアイドルには全く興味がありませんでした。

ところがきっかけ1つで僕の中の世界が変わった。
今は彼女たちを応援することが何よりも楽しい。


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