見出し画像

御巫が新規で強化された点について

初めましての方は初めまして、そうでない方はお久しぶりです、ヒナタと申します。

昨年8月にアメイジングディフェンダーズが発売して以来御巫を握り続けているのですが、今月発売されたサイバーストームアクセスにて待望の新規が来ました。
今回はこの新規カードの紹介、またそれにより従来に比べて強化された点を書いていこうと思います。

既存のカードについては以前書いたnoteに記載しているためこちらも合わせて見ていただけると嬉しいです。

1.新規カードの紹介

珠の御巫 フゥリ

「伝承の大御巫」に登場した
紫色の髪の子が来ると思ったら違いました。

新しく追加されたレベル3、風属性、サイキック族の下級御巫です。

①は御巫共通の効果で②、③が固有の効果になります。

②は自分の場に装備カードが存在するときに「自分の場の全ての」御巫カードに対象耐性を付与するという強力な効果となっています。
従来の御巫は無限泡影などの効果無効系に弱かったのですが対象耐性が付与されることにより今まで以上に場持ちが良くなります。
また、御巫装備魔法を装備したフゥリは装備魔法の効果や①の効果も合わさって
「対象耐性+効果破壊耐性+戦闘破壊耐性+ダメージ反射」を持っていることになり相手のデッキ次第では突破手段が非常に限られているのではないでしょうか。

③は装備カードを装備した場合に御巫罠カードをサーチできるというものです。
何でもサーチと装備魔法サーチがあるのに罠サーチまでもらっていいんですか?
御巫罠は効果は便利なものが多く、また御巫にはオオヒメという万能サーチがいるのですがオオヒメのサーチは基本的に伝承の大御巫か御巫の水舞踏に当てたく、優先度が低いため素引き前提となり従来だと入りにくかったです。
ですがフゥリにより気軽に罠に触れるようになるため今までより戦い方の幅が広がりました。

御巫舞踊ー迷わし鳥

下級御巫ごとに舞があるなら
今後新規の下級が来るごとに装備魔法も増えそうですね

上記のフゥリの舞をイメージした装備魔法になります。

①は自分のモンスターに装備できる御巫装備魔法の共通効果になります。

②は自分の場の御巫モンスターが戦闘を行ったダメージステップ終了時に場のカードを1枚バウンスするという効果です。
御巫モンスターであれば装備モンスター以外でも条件を満たす点、ダメージステップという妨害が当てにくいタイミングで発動できる点、自分の場のカードも対象に取れる点が非常に優秀です。
また、御巫側が重いカードとして「スキルドレイン」があり、従来だと御巫神楽でしか回答ができなかったのですがこちらも回答になるため便利です。

③は墓地にある場合に同じく墓地にいる御巫を蘇生しながらこのカードを装備させるというものです。
蘇生した御巫は場を離れる時に除外されてしまいますがこのカード自体は除外されないため墓地に御巫がいる限り毎ターン蘇生をすることができます。
従来の御巫だと墓地の御巫を蘇生できるカードは御巫の火叢舞しかなく、緩い条件で墓地の御巫を蘇生できるこのカードの価値は非常に高いです。

以上2枚が新弾で追加された新規カードになります。

2.新規カードによって強化された点

・御巫罠カードにアクセスしやすくなった

フゥリの紹介で話したことの繰り返しになってしまいますが、御巫の水舞踏からフゥリを出すことによってお手軽に御巫罠カードをサーチできるようになりました。
御巫罠カードは現在、対象モンスターに装備可能な装備魔法をデッキから装備させるかみくらべ、手札デッキから御巫をリクルートした後手札墓地から装備可能なカードを装備させる契りがあります。
どちらもデッキから有効札を増やすカードかつ妨害になる便利なカードになります。
また、かみくらべは墓地にある時に条件を満たすと装備魔法をサルベージする効果もあり、リソースも兼ねています。
これにより既存のオオヒメ、ニニ、装備魔法で妨害をするといった動きに罠を取り入れ幅広いプレイができるようになったのが一つ目の強化点です。

・継戦能力が上がった

今までの御巫デッキでリソースになるカードはオオヒメの手札効果しかありませんでした。
ですがフゥリの影響でデッキに入るようになったかみくらべ、新規の迷わし鳥はそれぞれ墓地効果で装備魔法のサルベージや御巫の蘇生が出来ます。
先行1ターン目で御巫の水舞踏からフゥリを出してかみくらべをサーチ→相手のターンにかみくらべでフゥリに迷わし鳥を装備という動きだけでも仮に相手ターンにフゥリが除去されても、
かみくらべの墓地効果で墓地の水舞踏を回収、次の自分のターンに迷わし鳥の墓地効果で墓地のフゥリを迷わし鳥ごと蘇生と完全に立ち直らせることができます。
ターンさえ返って来れば盤面を再現しやすくなる上にフゥリの対象耐性追加によってターンが返ってきやすくなったので非常に戦いやすくなったと言えます。

・ライフカット手段が増えた

前回の記事で書いたように御巫のライフカット手段は
・相手モンスターへの自爆特攻
・御巫神楽で相手のカードを破壊しながらのバーン
・御巫の誘い輪舞で奪った相手モンスターでの攻撃
と相手に依存するもののみでした。
そのため相手がノーガードエンドをしてもターンを返してしまうという点が弱く、純構築はほぼ不可能と言ってもいいほどでした。
ですがフゥリがサーチできるかみくらべは対象が装備可能なカードであればテーマ外の装備魔法でも装備できるため、かみくらべで自分の場の御巫に「脆刃の剣」を装備してダイレクトアタックすることで相手に4000ダメージを与えられます。
相手に依存しないライフカット手段を得たのはこのテーマにおいて非常に大きく、今後は純構築でも戦っていけるのではないかと思います。

3.最後に

いかがだったでしょうか?
元々高いポテンシャルを持っていた御巫でしたが新規により強化され、環境を狙っていけるのではないかというくらいのパワーになったと思います。
この記事を読んだことで御巫を組んでみる方が1人でも増えると嬉しいです。

この記事や御巫への質問などありましたら私のTwitterアカウント( @Hinata_otogame )まで気軽に質問していただけたらと思います。
それでは今回はこの辺りで。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?