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タバコを薬局で買う時代が来る?

喫煙者である夫が、ちょっとしょんぼりしていました。

どうもこちらの記事を読んだみたいです。

ざっくりとしか読んでないんですけど(汗)、オーストラリア政府は、現在15%いる喫煙者を2025年までに10パーセントまで減らしたいそうなんです。

効果的な方法として、タバコが買える場所、つまり源を断てば良いのではないかということで、薬と同じように処方箋を持って、薬局で買うようにするのはどうだろうか、ということが書いてあります。

すでに今現在のタバコの値段みたら笑っちゃいますよ。
(タバコは見えないところに隠して販売されているので、お店の人に聞かないとわからないんですけどね…)

今年の初めのほうは、一箱25本入りで50ドル台でしたが、夫の持ち帰ったレシートによると最近では60ドル台をマークしていました。

毎年だいたい同じ時期に値上げされてきて、毎回「まぢか?!」と叫んできました。特にここ数年の値上がりの仕方がえげつないので調べてみると、どうも2017年から2020年まで、毎年タバコにたいする税率が12.5%! ずつ引き上げられてきたせいのよう。
にもかかわらず、少し前にイレギュラーな時期の値上げが実施されました。
これはどう考えてもパンデミックの影響としか思えない。
(政府は結構ばらまきを実施しています。)

こんなに値段が上がっても、夫はやっぱり止められないようなので(こちらを参照)どうするのかなと思っていたら、ついに自分でタバコを巻き始めました。

それまでも、値段が上がると巻いてみていたのですが長続きせず、手軽な既製品を購入していました。しかし、今回の値上げでついた値段をみて、さすがに危機意識を持ってくれたのか、現在進行形で数ヶ月巻き続けてくれています。

甲斐甲斐しいパートナーが相手のために巻いてあげる、なんで話を聞いたこともありますが、私はしません。私の稼ぎも良くないから、表立って「家計を圧迫している」とは言いませんが、だからって、手伝いたくはないと思っています。また子供たちは「健康のためにやめてほしい。ケムリは嫌いだし」と思っているようです。

私たちの感情も、夫は痛いくらいわかっていると思うので、せっせと巻いています。ちなみにタバコの中身ひとパック25g、50ドルを切る値段で、一週間を乗り切っているとか。たぶん。

将来、タバコを買うために処方箋が必要になるのかどうかはまだわかりませんが、金銭面と健康面以外で私が心配しているのは犯罪です。

これだけ値段が上がってしまうと、まず配達する人が襲われそうです。

タバコではありませんが、早朝に荷物を配達に来た運転手が、トイレで殴られて積荷を奪われるという話を聞いたことがあります。タバコが狙われてもまったくおかしくありません。
将来、タバコの運搬はセキュリティ付きの仕事になるかもしれませんね。

それから自宅で吸っている時、流れてくるタバコの煙に気づいた通りがかりの人に目をつけられる、という心配もあります。
単なる匂いのクレームだったらいいのですが、盗みに入ってやろうと思われる可能性を危惧して、夫にはなるべく道路から離れた場所で吸ってもらいたいと思っています。

いろいろ想像するとキリがないし、心配なシチュエーションは考えれば考えるだけ現実になりそうなので、もうやめておきます。

付き合い初めの頃は、夫のタバコを肯定してきた私です。

ロマンがあるようで、若い頃の、暗い夜にバイクの横でタバコに火をつける瞬間の写真を大事に取っている夫です。
もう、自分で好きにしてもらえばよいです。










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