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ご親族に寄り添うことに特化した葬想式

「葬想式は故人の友人が開催することはできないのでしょうか?」
といったお問い合わせをいただくことがあります。

現在はご親族のどなたかが喪主となる場合のご利用に限っています。理由は大きく3つあります。

感情は人それぞれ

故人様のご友人がご遺族に「葬想式を開式してもいいですか?」と承諾を得るところにハードルがあります。
もちろん、故人様がこれだけ周囲の人々に愛されているのかと、前向きな気持ちになれる方もいらっしゃいますが、今はそれどころではなく、そっとしておいて欲しい方もいます。

ご遺族からするとお断りしたいけど、断れない。ご友人からすると、本当にやってよかったのかと後ろめたい気持ちになる。
大切な人を亡くした時の気持ちは人それぞれのため、ご遺族の気持ちを第一に考えた時、誰かの心を傷つける恐れがある道を拓くことは今の私にはできません。

私達にできることは、葬想式という選択肢をお届けし、リアルでは叶わない体験をオンラインを通じて創ることです。

ご遺族の意思表示に

先述のトピックと重なりますが、ご利用の意思決定主体をご遺族にすることによって、「故人のご友人の皆さんと思い出を共有したい」「感謝を伝えたい」というご遺族の意思表示の手段になると考えています。

身内を亡くした人に連絡をとったり久々に会う時、気を落としているのではないか、どう接すればいいのかと、相手の心情を考えて会話が辿々しくなってしまうこともあります。

また、ご遺族からしても、気を遣ってくれていることにありがたさを感じつつ、今まで通り接して欲しいといった想いを持っている方もいます。

抱く感情は様々であれ、葬想式を開式することで「思い出を共有してください」「みんなで思い出を振り返りたいです」といった前向きな意思表示をすることになります。

故人様のご友人も、お持ちの写真の中でご遺族がお持ちでない写真を共有できるなど、プラスの連鎖が働きます。

ご親族のための時間に

ご親族が故人様のご友人の連絡先を知らない場合も想定されます。
連絡先を知らない場合はご友人をお呼びできませんが、これが1つのフィルターになっています。言い換えると、ご親族がお呼びしたい方のみ招待できる設計ということです。
通例の葬儀では、声をかけていない方が葬儀にお見えになり準備ができておらず、困ってしまう場合も多々あります。そのような不意なトラブルなく、安心して葬想式を開式できるよう、招待リンクは喪主様のみが発行できる仕様になっています。
あくまでご親族のためのサービスであり、設計上の制約を引力とフィルターにしています。


戦略を公開することを控える会社もありますが、これは戦略ではなく創り手としてのこだわりです。
人の死という心に大きな負担のかかる時にご利用いただくこのサービスにおいて、創り手の設計意図がわからないのは大きな不安材料になることと思います。
これからも、できる限りこだわりを公開していきます。


葬想式HP・お申し込みはこちらから:
https://www.sososhiki.jp/

プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000061469.html
運営会社:
株式会社むじょう https://www.mujo.page/

事務局連絡先:
Email: info@sososhiki.jp
TEL: 050-3138-3737



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