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あけまして

あけましておめでとうって、なんなんだろう。
何年か前からそんなふうに思って、いやもっと小さいときだったような気もする。

年が明けたことが、おめでたいかどうかは、ひとそれぞれなんじゃなかろうか。

年なんてあけないでほしい、今日地球が滅亡すればいいのにって、そんなことを願ったことがある人だって、一定数いるだろう。

少なくとも私はこれまでに何度となく願った。
地球爆発しろ。日本だけでもいい、いや、私の家だけでもいい。
明日が来ることが怖くて怖くて、泣いて眠れない日もたくさんあった。

おめでとうって、言わなくても言えなくても良いよね。

だから私はいつも、あけましたねって言う。
年が明けたことは事実だから、今年もよろしくねって言う。

年上のさ、職場の人とかさ、そういう人たちにはね、言うよ、それは、思ってもなくても、すみませんって言うのと同じ。

あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします。

それがいつもの「すみません」なんだろう、知らんけど。

この挨拶がすこぶる嫌いで、年明けの仕事はすこぶる行きたくない。マジで嫌だ。
誰に挨拶したとかしてないとか、いちいち覚えんのもだるい。
めんどくさい。

私は後輩に新年の挨拶なんかされてもされなくてもどーでもいい。
おはよ!おつかれ!だけで良い。だけどさ、一定数の大人はさ、そういうのネチネチ言うしさ、根に持ったりするんだよね。
めんどくさい。

会社ってめんどくさいことの詰め合わせだね。1日も早く快適な会社を自分で作らないといけないね。

見えないしがらみと戦う、大人の同士たちよ、おいしいみかん食べて冬を共に乗り切ろう。

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