日晴スイ

つくるひと/ねむるひと

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はじめましてのご挨拶

はじめまして、日晴スイと申します。 ヒナリ スイ、と読みます。 今まで自分の中に澱のように貯め留めてきた物書きしたもの、描いた絵など少しずつ外へ出してやりたいと思って、X(旧Twitter)、Instagram、そしてこのnoteを開設しました。 注意事項 自己紹介の前に、少々面倒ではありますが注意事項を記載させてください。 作品を投稿するにあたり、日晴スイの名前で開設しているSNS全てにおいて、そこに投稿された作品無断での使用・加工・転載を禁止しています。 もしも

    • ルームメイトがやってきた時のはなし

      ある時、一人暮らしの家に生き物を迎え入れることにした。 うちにやってきたその子は思ったより熱くはっきり鼓動し、まだ線は細く脆さがあるが、初日にして与えたケージを冒険し尽くす肝の据わった生き物だった。 決断するまでにものすごく悩んだ。その生物についてたくさん勉強もした。 どんなに悩み勉強しても、迎え入れた後自分はその生き物に苦痛を与えないだろうか、と不安で仕方なかった。 生き物を迎え入れるなんて、エゴでしかないのだ。 ぼくは虐待のサバイバーである。 与えられてきた選択肢は基

      • これからのことは、しらない

        ずっと、水の中にいる。いた。 多分ぼくはずっとそこにいた。 そこに酸素があるかしらない。 ずっと眠りたい。眠って、そのうちに遊びたい。 否、ぼくそこにいたのかな。 そこに酸素があるかしらない。 今日がいつなのか、しらない。 ぼく、また眠るのだろうか。 ぼく、まだ眠るのだろうか。

        • 見る、視る、みる

          ぼくは本当は、日晴スイとして、年齢も、性別も、ジェンダーも、バックグラウンドも、社会的な肩書きも、何も明確に明かしたくない。 それは、日晴スイとしての作品は、ただそれをみたひとが極力フィルター少なくみてほしいと思っているからだ。 ぼくの明かされた属性が多くなればなるほど、フィルターは増える。どんなに意識してもひとはそのフィルターを除いて作品を見るのは難しくなる。 「社会的な価値観的に評価されるひとだから、この作品も素晴らしい」 も、 「社会的な価値観的にあまり評価されない

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