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🍀看取るという事


近年は、自宅での看取り
在宅療養、在宅看護のニーズは
益々高まって居て

病院の『在院日数』も
より短くなっている。

様々な形の居宅サービスが増え
今まで分断されていた『死』が
突然目の前に来ると
戸惑う事も多い

先日酷い認知症のおばぁちゃまが突然旅だった

私たちが介入して居ない利用者さんだったけれど
心苦しいのは同じ

いつも利用者さん一人一人に
真剣に向き合って下さる
施設管理者を始め、スタッフが
心を痛め塞ぎ込んでしまった

勿論看護師も、どんなに経験しても『突然のお別れ』に
慣れる事は無い

一報を聞いた時には
「あの時訴えていた事は、SOSだったんじゃないのか?」

「あの時の異常をキャッチして、私たちがもっとドクターを動かす行動をとって介入出来ていれば……」と

当たり前にそんな後悔を
頭の中で巡らせる

其れでもまた、悲しみを勝ち超えて
臨床に奮い立つ原動力になるのは尊き姿を持ってして
命を懸けて、私たちに「気づき」を与えてくれるから

涙を感謝に変えて
まだまだまだまだ未熟な看護師だと自身を戒め

もっともっと自身のセンサーを磨き、研ぎ澄まし
そしてスタッフにもその視点を
伝えて昇華していく。

二度と後悔しない関わりを約束しながら…

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