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推しがグループを抜ける【今の気持ち】

2024年1月8日(日)19:00
今年の3月末をもって推しがグループを抜け、ソロ活動を始めることが発表されました。

そのことを知ってから、毎日そのことを考えたり、考えないように何かに集中したりと、そのことに心が左右される日々を送ってきました。

やっと、書けるかもしれないと思ったので、今の気持ちをここに書いておこうと思います。

※これから書く内容にはネガティブな私の気持ち、言葉も含まれると思います。気分を害される方がいたら、申し訳ありません。



私の推しとはSexyZoneの中島健人(通称:ケンティー)です。

私はSexyZoneというグループが好きです。SexyZoneを好きになったきっかけがケンティーでした。メンバー全員が好きだけど、ケンティーのうちわを持ってコンサートに入っていたし、メンバーの中でも推しは誰かと聞かれるとケンティーです。

そのケンティーがグループを抜けソロ活動を始めることが発表されたのは、1月8日(日)19:00でした。私はお知らせメールに気付かず、SNSも見ずに娘と一緒に寝てしまったので、そのことを知らずに眠りにつきました。今思うと知っていたら眠れなくなっていたので、知らなくてよかったんだと思います。

深夜2:30に目が覚めます。たまに深夜に目が覚めることもありますが、いつもはすぐに眠りにつきます。ですが、その日はなぜか眠れず、私の好きなものってなんだろう?編み物が好きだな〜などと考え始めて、編み物の写真を見たいと思いインスタを開きました。

「突然の発表となり申し訳ございません」

SexyZoneのインスタ投稿、その文字が目に飛び込んできました。その瞬間、何かが起きたことを察知しました。SexyZoneは近々改名することが発表されていたので、「発表」といえば改名後の新グループ名しか思い当たりません。でも、グループ名の発表なら告知済みなので「突然の発表」にはならないし「申し訳ございません」と謝るような出来事ではない。悪い予感がしながら、Xを開きネットニュースを見ました。「中島健人がSexyZoneを卒業」その文字を見て、時が止まりました。

こういう大事な発表がある時、SexyZoneはいつもファンクラブ会員に向けた動画で発表します。その動画が今回もアップされていて、その動画を見るのすら怖かったのですが、覚悟を決めて見ました。

そこには前を向いた中島健人がいました。

真っ直ぐな目をして、グループ名が変わる4月1日からソロとして活動するということを語っている中島健人くんがいました。


正直、まだ受け止められずにいます。そして、まだ自分の気持ちを言語化できずにいます。4月以降、グループ名改名後のSexyZoneが3人になってから、私は変わらず応援したいのか、ソロ活動を始めるケンティーを応援したいのか、分からずにいます。

SexyZoneにいる中島健人がもう見られない。
中島健人のいるSexyZoneがもう見られない。

「寂しい」だけで終わればいいのに、それだけで終われない。自分が「つらい」となってしまうのは、SexyZoneの中島健人として存在してくれていることが、アイドルでいてくれることが、SexyZoneが存在してくれていることが、「あたりまえ」になっているからなんですね。

「あたりまえ」が変わっていく。「あたりまえ」と思っていたことが変わって、変わった後はそれが「あたりまえ」になっていく。


SexyZoneを好きになって7年、色々なことがありました。好きにならなければ味わえなかった感動がたくさんありました。一方で、辛い気持ちを耐えて応援していた時期もありました。

メンバーの松島聡くんがパニック障害で活動休止し、2年後松島くんが復帰したと思ったら、その3ヶ月後にはマリウスくんが活動休止し、2022年の年末でマリウスくんが卒業。SexyZoneは4人になりました。

2023年は旧ジャニーズ事務所で色々なことがあり、毎日の報道も見ないように、Xも見ないように、自分が心穏やかにいられるように過ごしましたが、SexyZoneがどうなるのか、メンバーがバラバラになったりしないのか、それがずっと気がかりでした。

そんな中でグループ名改名の発表。ずっと応援してきたグループ名にはやっぱり思い入れがあります。コンサートで呼び続けたグループ名。でも、改名の発表動画で今後も活動していくにあたり前向きな改名だと伝えてくれたメンバーに「4人は一緒にいてくれるんだ。4人がバラバラになるわけではないんだ。」と安堵したのを覚えています。

先日のPayPayドーム、京セラドーム、東京ドームでの3大ドームツアーも成功させ、ファンと共に「SexyZone」というグループ名にお別れし、「これからだ!この4人ならやってくれる!」と思っていただけに勝手にショックが大きくなってしまいました。ファンって勝手です。いつだって勝手に一喜一憂しています。

そんなこんなで、いろんなことがありましたが、メンバーが減っても今までは「どうにかこれを耐えて、きっといつか報われる日が来る!」と応援し続けてきました。

だけど、もう疲れた。

これが今の私の気持ちです。


自分の人生を豊かにするために推しがいてくれると思っているので、自分が辛いのであれば無理して応援することはないのではないか。そう思います。

SexyZoneのことを嫌いにはなれません。これまでもこれからもSexyZoneのことが好きだし、メンバー全員のことが好きです。マリウスくんも含め5人ともどうか幸せであれ。と願っています。


ここまで書いてきて分かったことが3つあります。なぜ今回私がこんなにもダメージを受けて悩んでいるのか。

1つ目は、過去に執着しているということ。

今まで費やしてきたお金と時間、ここでやめたらそれが無駄になるんじゃないかと思ってしまっていること。

ミニマリストの方が書く本を読んでいて、「今、ここ」を大事にしたいと思ってきました。

思い出の品を捨てられないのと同じで、過去に私がSexyZoneを応援していた思い出に執着しすぎて、今の彼らを応援できない状態です。

2つ目は、SexyZoneを推すことを失うと、私の居場所が一つ無くなってしまうのが怖い。ということ。

SexyZoneを通して出会った人たちがいます。SNSを通して知り合って、実際に会って話したりSNSの中で会話をしたり。

私のひとつのコミュニティとなっていました。そのコミュニティを失うことになるのです。

3つ目は、SexyZoneを推すことを失うと、私の趣味と言えるものが無くなるということ。

これまでSexyZoneのコンサートに行くために、なんとか仕事を終わらせたり、SexyZoneの新曲特典DVDを見るのが楽しみで早起きしたり、歌番組の録画を観たくて寝かしつけ後に起きたり。

コンサートがあると思うと何ヶ月も前から楽しみで仕事が頑張れたり、そんなに熱中できることが今の私には他にない。

だから、SexyZoneを推すことをやめていいんだろうか?という気持ちになっているのです。

本来の「好きだから、応援したい」とは、かけ離れているようで、そんな状態で推し続けても辛くなってきてしまいそうです。


ちょっとここらで推し方を変えてもいいんじゃないかなと思っています。CDを買わなくたっていいじゃない。コンサートに行かなくたっていいじゃない。自分のできる範囲で、彼らの幸せを願うことしかできないけれど、それでいいじゃない。

3月末を迎えるまでに受け止めることができるのか、4月以降私はどうしていきたいのか、まだ結論は出ていませんが、自分に一番優しい方法で、過去にこだわることなく、推し方を模索していきたいです。

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