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大人の人生観・恋愛観・結婚感

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若い頃には感じなかった人生観や価値観などを語ったもの。
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#わたしをかたちづくったもの 歪んだ愛

平坦な人生では無かったと思う。今の私があるのは一つ一つの出来事や人との出会い。そんな積み重ねだと思う。 大学を卒業し就職してそして結婚し子供が生まれるまでは、全く不満が無かったわけではないが苦労することが少なかったと思う。大学入学も付属高校だったためそれほど受験勉強することもなかったし、就職活動をしていたときはバブル期だったこともあり一部上場企業に入社し。第一希望としていた部署に配属され、それなりに恋愛をし、そして結婚した。 けれど、その結婚生活は約10年で破綻した。その

あきらめること

夢をあきらめない。 すごくいい言葉だと思っていた。 けれど、どうしようもないこともあるんだ。 どんなに努力しても、頑張っても叶わないこともある。 もうこれ以上は無理だと思った。 あきらめてもいいかなって思う。 今まで見えなかったものを見るために。

結婚について

一度失敗している私には、結婚について語る資格はないかもしれない。けれど失敗したからこそ話せることもある。 今となってはもう結婚しなくてもいいかなって思っている。ただそれは一度は結婚し、そして失敗したからそう思うだけかもしれない。ただこの先もっと年をとったら考え方が変わるかもしれない。 若い頃は結婚というものについて漠然としか考えていなかった。ちょうど適齢期だったし付き合っていたから結婚するんだろうくらいに思い、人生を共にするとか深いことは考えていなかった。「一度は結婚して

ときどき感情は罪なんだと思ってしまう。

もともと喜怒哀楽という感情の幅はあまり大きくなかったかもしれない。 楽ありゃ苦もあるさといった人生だったと思うけれど、怒りに震えるということはほとんどないし、泣き崩れることもなかったと思う。笑うことはもちろんあるけれど、心から笑えることがどれだけあったのか。 人の喜びに素直になれず、そして自分の幸せも怖いと思う。 決して心が震えていないわけではない。 けれど、どこかその震えを止めようとしている何かがある。 ときどき、感情は罪なんだと思うことがある。 だから心に麻酔を

明けない夜は無いっていうけれど。

今まで、夜は長いものと思っていた。 不安で眠れず、さびしくて涙を流していた夜。 なかなか眠れず、眠りについても恐ろしい夢で目が醒める。 明けない夜は無い。 誰が言ったかは知らないけれど、そんななぐさめは耳に入らなかった。 期待しては、裏切られる。 一生夜が明けないと思っていた。 それなのに、今はそんな夜があっけなく終わって朝がくるのだ。 けれど、 それは、不安がなくなったというわけじゃない。 流す涙がなくなったのか。 面倒になったのか。 それはわからない。

私は生まれてからずっと私と付き合っているけれど

ここのところ先のことを考えなくなったような気がする。というより今日一日をなんとか乗り切っている。 明日のことまで考えることができない。 もしかすると、未来のことに目をつぶっているだけかもしれない。 自分と向き合う そんな言葉をよく聞く。けれど本当に向き合うってどういうことなんだろう。私自身を知るということなのか。生まれてからずっと私と付き合っているけれど、私は自身を知らないというのだろうか。 誰よりも一番長くつきあっているのだ。 知らないはずがない。 でも、知らな

下書きばかりの人生も悪くない

noteの下書きを確認したら45個ほどあった。 完成しているものもあったし、途中まで書いてあるのもある。中にはタイトルだけものもある。 以前はエディタで下書きすることが多かったが、最近はnoteに直接書くスタイルに変更した。noteでどう表示されるのかを見ながら書きたいからである。 書きたいと思ったことはまずタイトルだけ書いて下書き保存する。すぐに続きを書くこともあるが、書けないこともある。 そう思っている内に下書きが溜まるのである。 私の人生も下書きと一緒かもしれ