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2月4日は西の日

2(に)月4(し)日の語呂合わせで、この日は西の日だそうです。

ここで言う西というのは、方位の西です。それ以外の意味はありません。

この日、西に向かって歩くと幸運に巡り合えるのだとか。どうせなら西日に向かって走り去りたいところです。青春を気取るにはやや季節外れな気もしますが。

風水によると、西は金運や恋愛運を象徴する方位です。西向きに黄色の家具などを置くと、金運に恵まれるとよく聞きます。どういうシステムかは知りませんが、「どうぶつの森」シリーズでは実際に効果があるようです。最新作の「あつまれ」で効果があるかは分かりませんが、少なくとも過去作ではそういうシステムがあったようです。

でも現実の話になると、黄色い家具ってなかなかありませんよね。ナチュラルウッドの机や本棚を黄色と見なしていいのなら、割と簡単ではありますが。でも色が薄いと効果も薄くなりそうで、本格的にやるならやっぱり本当に黄色の家具が欲しいものです。

まあでも、家具の色の薄さと風水の効果の反比例関係なんぞを真面目に考え出すのはあまり良くないのでしょうね。風水は非科学的なものであるという前提を考慮すると、数学的理論を持ち込む事がいかに無意味な事かがよく分かります。こういうのは気の持ちようなのでしょう。

なんとなく西っぽい方角に黄色っぽいものが置いてある気がするから、金運と恋愛運が上がった気がする……と。こんな程度で良いのでしょう。

さて、日本から見て西というと、当然中国でしょう。古くは聖徳太子が隋の皇帝に宛てた手紙の文からしても、それが明らかです。そのエピソードに関連する漫画を紹介します。

「ギャグマンガ日和」は基本的に一話完結型で、一話ごとに世界観が違うのですが、たまに例外があります。その一つが聖徳太子のお話です。

妙に現代的なノーパンジャージ男の聖徳太子を主人公に据えたギャグ回は、基本的にハズレが無くて面白いです。異常なほどのアホとして描写された太子は結果的に自ら隋に赴き、皇帝ことタコ星人に謁見します。

……何言ってるか分かんないですか? ギャグ漫画ですからね。

面白いので、ご一読をオススメします。

そういうわけで、明日は西の日。西を向いて生きましょう。

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