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11月5日はいいりんごの日

いい(11)りんご(5)の語呂合わせです。青森県が制定した記念日で、りんごをアピールしているようです。

りんご、美味しいですよね。冬が近づくにつれて食べごろになってきています。栄養があって食べやすいので、個人的には毎日食べていたい果物の一つです。

旧約聖書におけるアダムとイブが口にした「禁断の果実」がりんごであるというのは俗説に過ぎませんが、なんとなく神聖なイメージがあるのは事実だと思います。

その一方で、「白雪姫」でおばあさんが姫に差し出したのもりんごです。庶民的なイメージも兼ねているというわけですね。

まあ単にフィクションで使いやすい果物という事かもしれませんが。

さて、りんごと言われて思い出す短編を一つ紹介します。

とりあえずネタに困ったら手塚御大を頼れば間違いないようです。

「時計仕掛けのりんご」は手塚治虫先生の短編の一つです。

「時計仕掛けのオレンジ」のパロディー的タイトルですが、関連性はそれほど深くありません。

情報と流通が閉鎖された一つの町で行われる陰謀の物語です。ミステリーとSFの題材としてはありがちな陰謀ですが、描かれ方が非常に秀逸です。不可思議で不気味な空気感に怯え、胸を高鳴らせながら読む事ができる良質な短編として、是非ともオススメしたい逸品です。

そういうわけで、明日はいいりんごの日。りんごを食べましょう。

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